特許
J-GLOBAL ID:200903031722823999

難燃性ケーブルおよびその成形加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 敏三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-052013
公開番号(公開出願番号):特開2004-259683
出願日: 2003年02月27日
公開日(公表日): 2004年09月16日
要約:
【課題】難燃性、耐熱性、機械特性に優れ、廃棄時には重金属化合物、多量の煙、有害性ガスの排出がなく、かつ、モールド樹脂成形部品との接着性に優れ接続部の水密、気密性が保たれる難燃性ケーブルを提供する。【解決手段】多芯撚線(1)の外側に被覆層を設けたケーブルであって、前記被覆層の最外層(2b)は、ポリエステルもしくはポリアミドをハードセグメントとするブロック共重合体(a)と熱可塑性ポリウレタン(b)の比が質量比で、(a):(b)=20:80〜100:0であるベース樹脂(A)を主成分とする樹脂100質量部に対し、金属水和物(B)を含有しないか、又は50質量部以下含有する樹脂組成物を押出成形してなり、内層(2a)は、エチレン系共重合体を主成分とする樹脂成分(C)100質量部に対し、金属水和物(D)を80〜250質量部含有した難燃性樹脂組成物を押出成形し、架橋処理した架橋体で構成されている難燃性ケーブル(3)。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
絶縁電線を複数本撚り合わせた多芯撚線の外側に被覆層を設けたケーブルであって、前記被覆層は2層以上の被覆層により構成され、前記被覆層の最外層は、ポリエステルもしくはポリアミドをハードセグメントとするブロック共重合体(a)と熱可塑性ポリウレタン(b)の比が質量比で、(a):(b)=20:80〜100:0であるベース樹脂(A)を主成分とする樹脂100質量部に対し、金属水和物(B)を含有しないか、又は50質量部以下含有する樹脂組成物を押出成形してなる成形体であり、前記被覆層の最外層以外の被覆層は、エチレン系共重合体を主成分とする樹脂成分(C)100質量部に対し、金属水和物(D)を80〜250質量部含有した難燃性樹脂組成物を押出成形し、架橋処理した架橋体で構成されていることを特徴とする難燃性ケーブル。
IPC (1件):
H01B7/295
FI (1件):
H01B7/34 B
Fターム (8件):
5G315CA03 ,  5G315CB06 ,  5G315CC09 ,  5G315CD01 ,  5G315CD04 ,  5G315CD08 ,  5G315CD09 ,  5G315CD14
引用特許:
審査官引用 (12件)
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