特許
J-GLOBAL ID:200903031906191774

燃料噴射器用の可撓性ダイアフラムを有する補償器組立体及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 紘一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-534693
公開番号(公開出願番号):特表2004-513278
出願日: 2001年10月11日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
燃料噴射器(10)は、縦方向軸を有する本体(14)と、第1及び第2の端部を有する長さが変化するアクチュエーター(100)と、長さが変化するアクチュエーターの第1の端部に結合された閉鎖部材(40)と、アクチュエーターの第2の端部に結合された補償器組立体とより成る。閉鎖部材(40)は、燃料噴射を許容する第1の位置と、燃料噴射を阻止する第2の位置との間で可動である。補償器組立体(200)は、温度を変化に応答してアクチュエーターを本体に関して軸方向に位置決めする。補償器組立体(200)は、2つのピストン(220、240)間に少なくとも1つのばね(260)を設けて、エラストマー密封部の使用を減らし、それによりスリップスティック効果を減少させる構成である。また、燃料噴射器(1)の熱的膨張または収縮を補償する方法は、燃料供給源から燃料噴射器へ燃料を供給し、温度変化に応答してアクチュエーターを本体に関して調整するステップより成る。
請求項(抜粋):
縦方向軸に沿って延び、第1及び第2の端部と、第1及び第2の端部のうちの一方に設けた端部部材とを有するハウジングと、 縦方向軸に沿って配設した長さが変化するアクチュエーターと、 アクチュエーターに結合され、燃料噴射を許容する第1の位置と、燃料噴射を阻止する第2の位置との間で可動の閉鎖部材と、 長さが変化するアクチュエーターを温度変化に応答してハウジングに対して移動させる補償器組立体とより成り、 補償器組立体は、 縦方向軸に沿って延び、第1及び第2の端部と、縦方向軸に対向する内側表面とを有する本体と、 長さが変化するアクチュエーターに結合され、本体の第1及び第2の端部のうちの一方の近くに設けられ、第1の外側表面と、その第1の外側表面から離れた第1の作動表面とを有し、第1の作動表面はハウジングの端部部材と協働して本体に第1の流体溜めを画定する第1のピストンと、 第1のピストンの近くの本体に設けられ、第2の外側表面と、第1のピストンの第1の作動表面に対向する第2の作動表面とを有する第2のピストンと、 第1及び第2のピストンの一方と本体の内側表面とに結合されて、第1の流体溜めと選択的流体連通関係にある第2の流体溜めを画定する可撓性流体障壁とより成る燃料噴射器。
IPC (2件):
F02M51/06 ,  F02M51/00
FI (2件):
F02M51/06 N ,  F02M51/00 E
Fターム (9件):
3G066AA01 ,  3G066AB02 ,  3G066BA44 ,  3G066CC01 ,  3G066CC05U ,  3G066CC14 ,  3G066CD30 ,  3G066CE27 ,  3G066DC13
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 燃料噴射ノズル
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-536870   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング
  • インジェクタおよび燃料噴射システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-335270   出願人:株式会社日立製作所, 株式会社日立カーエンジニアリング
  • 燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-079789   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所
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