特許
J-GLOBAL ID:200903031939967760

建物架構の制振構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075887
公開番号(公開出願番号):特開平11-269984
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 摩擦ダンパーを構成する滑り板と摩擦板の摺動面に摩耗が生じた場合にも、簡単な構造にして両者間の摩擦力の低下を抑制し、もって当初の振動減衰力を維持する。【解決手段】 鉄骨柱10の梁接続部分に梁接続部14を溶接し、これに鉄骨梁12の接続端部を結合する。鉄骨梁12の接続端を梁接続部14の先端に突き合わせ、これら両者の両面間に跨って添板18を配置する。添板18間にボルト20を貫通してナット22で締め付ける。鉄骨梁12のボルト22貫通部分にルーズホール26を形成して、鉄骨梁12と梁接続部14との水平方向の相対移動を許容し、添板18と鉄骨梁12との間に圧接力を付加する皿ばね組28を設けて摩擦ダンパー24を構成する。皿ばね組28に付加する設定圧接力を、皿ばね組28のたわみ変形に対して弾発力の変動が小さくなる非線形ばね領域内で作動するように設定する。
請求項(抜粋):
建物架構の柱部材と梁部材との接続部分において、これら柱部材または梁部材の一方に滑り板を設けるとともに、他方に該滑り板に摺動自在に重ね合わされる摩擦板を設け、これら滑り板と摩擦板との間に、これらを互いに圧接する方向に押圧する付勢手段を設けて摩擦ダンパーを構成し、該付勢手段に、設定圧接力が加えられて弾発力の変動が小さい非線形ばね領域内でたわみ変形される皿ばねを用いたことを特徴とする建物架構の制振構造。
IPC (8件):
E04B 1/24 ,  E04B 2/56 651 ,  E04B 2/56 652 ,  E04B 2/56 ,  E04H 9/02 301 ,  F16B 43/00 ,  F16F 1/32 ,  F16F 15/02
FI (8件):
E04B 1/24 J ,  E04B 2/56 651 A ,  E04B 2/56 652 J ,  E04B 2/56 652 T ,  E04H 9/02 301 ,  F16B 43/00 A ,  F16F 1/32 ,  F16F 15/02 E
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 周期的エネルギーの吸収装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-249117   出願人:株式会社竹中工務店, 旭テツク株式会社
  • 電気モータのロータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-212590   出願人:大同特殊鋼株式会社, 富士電機株式会社, 日産自動車株式会社
  • 特開平2-209572
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