特許
J-GLOBAL ID:200903032036731626

スペクトル拡散受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-000326
公開番号(公開出願番号):特開2004-215022
出願日: 2003年01月06日
公開日(公表日): 2004年07月29日
要約:
【課題】高精度な符号同期追従特性を実現可能なスペクトル拡散受信装置を得ること。【解決手段】本発明のスペクトル拡散受信装置は、送信側における拡散符号の繰返し周期に同期した再生シンボルクロックに同期した所定数分の複素相関信号(CURRENT,LATE,EARLY)を生成する構成(4,6,7,8,9)と、CURRENT複素相関信号に関する復号データを再符号化した信号から第1の直交符号系列番号を推定するビタビ復号部10と、相関電力が最大となるCURRENT複素相関信号に対応する第2の直交符号系列番号を検出する最大電力検出部11と、適切に選択された直交符号系列番号に対応するLATE複素相関信号およびEARLY複素相関信号に基づいて再生シンボルクロックを調整するDLL12およびシンボル同期回路5と、を備える構成とした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
規定数の直交符号系列に、拡散符号を所定ビット数で分割した各部分拡散符号と複素ベースバンド信号との相関値を乗じて、前記規定数分の第1の直交相関値を算出する相関値算出手段と、 前記第1の直交相関値に対して、それぞれ同一の遅延量を付加した第2の直交相関値とその半分の遅延量を付加した第3の直交相関値とを生成し、その後、前記規定数分の第1、第2および第3の直交相関値を、送信側における拡散符号の繰返し周期に同期した再生シンボルクロックを用いて標本化する標本化手段と、 前記標本化後の第3の直交相関値に対する復号処理を実行し、さらに、復号データを再符号化した信号に基づいて、受信信号に乗算されている直交符号系列の系列番号(第1の直交符号系列番号)を推定する系列番号推定手段と、 相関電力が最大となる標本化後の第3の直交相関値に対応する直交符号系列の系列番号(第2の直交符号系列番号)を検出する系列番号検出手段と、 前記第1または第2の直交符号系列番号のいずれか一方を選択し、当該選択結果に対応する前記標本化後の第1および第2の直交相関値に基づいて前記再生シンボルクロックを調整するクロック調整手段と、 を備えることを特徴とするスペクトル拡散受信装置。
IPC (1件):
H04B1/707
FI (1件):
H04J13/00 D
Fターム (3件):
5K022EE02 ,  5K022EE14 ,  5K022EE36
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
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