特許
J-GLOBAL ID:200903032062253406
同期捕捉回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-230740
公開番号(公開出願番号):特開平11-068618
出願日: 1997年08月27日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 同期捕捉回路のメモリ容量を低減する。【解決手段】 ブランチ部110 は、I相、Q相受信信号における各ショートコードとの相関を求めて相関パワー信号を生成する。同期候補選択回路130 は、Mフレーム周期の間、位相生成回路120 からの候補選択位相信号に従って、相関パワー信号が示す相関パワー値と候補保持メモリ140 に保持されているN個の相関パワー値とから値の大きい上位N個の相関パワー値を選択して候補保持メモリ140 に保持する。位相選択回路150 は、続くLフレーム周期の間、位相生成回路120 からの加算位相信号に従って、候補保持メモリ140 に保持されている相関パワー値に相関パワー信号が示す同一位相値の相関パワー値を加算する。同期判定回路160 は、Lフレーム周期の期間経過時に、最も大きい相関パワー値に対応する位相値をフレーム同期位置と判定し、ロングコード同定部200 は、その位相値に基づいてロングコードを同定する。
請求項(抜粋):
CDMA方式を用いた複数の基地局から送信され、フレームに基地局共通のショートコードのみで拡散されたシンボルを含む送信信号が、非同期に多重化されて受信される受信信号に対して同期捕捉を行う同期捕捉回路において、該回路は、前記受信信号における各ショートコードとの相関を求めてその相関パワー値を生成するブランチ手段と、同期捕捉の開始を指示する同期捕捉開始信号が入力されたとき、該同期捕捉開始信号入力時を基準とするチップ位相を順次生成する位相生成手段と、相関パワー値と該相関パワー値の生成時におけるチップ位相の位相値とをあらかじめ定められた組数だけ保持する候補保持手段と、前記ブランチ手段で相関パワー値が生成されたとき、該相関パワー値と前記候補保持手段で保持されている全ての相関パワー値との中から値の大きい相関パワー値を前記組数だけ選択し、選択した全ての相関パワー値と該相関パワー値生成時におけるチップ位相の位相値とにより前記候補保持手段の保持内容を更新する同期候補選択手段と、前記同期捕捉開始信号入力時からあらかじめ定められた期間が経過したとき、前記候補保持手段で保持されている相関パワー値の中で最も値の大きい相関パワー値に対応する位相値をフレーム同期位置と判定する同期判定手段とを有することを特徴とする同期捕捉回路。
IPC (4件):
H04B 1/707
, H04B 7/26
, H04Q 7/38
, H04L 7/00
FI (4件):
H04J 13/00 D
, H04L 7/00 C
, H04B 7/26 P
, H04B 7/26 109 N
引用特許:
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