特許
J-GLOBAL ID:200903032086145647

電池のための固体電解質、インターカレーション化合物及び電極

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-518630
公開番号(公開出願番号):特表2002-511179
出願日: 1997年10月10日
公開日(公表日): 2002年04月09日
要約:
【要約】固体電池の部品を提供する。ブロック共重合電解質は、電池の動作温度範囲において、即ち、少なくとも約0°Cから約70°Cの範囲において、架橋しておらず、ガラス状態ではない。共重合体の鎖は、少なくとも1つのイオン伝導性のブロックと、該イオン伝導性のブロックに混和しない、少なくとも1つの第2のブロックを有する。この鎖は、アモルファスの会合物を形成し、秩序だったナノ構造に配列されており、このナノ構造には、連続したイオン伝導経路を提供する上記イオン伝導性ブロックの会合によって形成されたアモルファス領域の連続マトリックスと、上記第2のブロックによって形成された、上記イオン伝導性の領域と混和しない、第2のアモルファス領域が含まれている。組成物は、一般式LixMyNzO2(式中、Mは金属原子又はメイングループ元素、Nは金属原子又はメイングループ元素、xとyとzは全て0よりも大きく約1以下の範囲にある数値、yおよびzは組成物におけるMyNzの部分の形式電荷が(4-x)となる数値である。ある実施形態においては、これらは、二次電池の正極として使用される。本発明は、また、金属ジカルコゲナイド化合物をリチウムインターカレーション反応に用いた時の電位を予測する方法を含む。また、リチウムインターカレーション酸化物を、該化合物の生成を高めるのに必要な構造と組成の均一性を実現するように合成する方法も提供する。第1の成分を含む第1の相と、該第1の相に混和しない、第2の成分を含む第2の相からなる、寸法的に安定した、相互侵入したミクロ構造であって、該第1及び第2の成分がいずれも高分子であり、該第1及び第2の相がその間に相境界を形成している、ミクロ構造と、第1の相と第2の相の間の相境界に少なくとも1つの粒子とを備えた組立物も提供する。第1の相及び第2の相が、各々、電子伝導性及びイオン伝導性であり、粒子は、イオンホスト粒子である場合に、この構造は、電池の電極となる。
請求項(抜粋):
一般式LixMyNzO2(式中、Mは金属原子又はメイングループ元素、Nは金属原子又はメイングループ元素、xは約0から約1の範囲にある数値、yは約0から約1の範囲にある数値、zは約0から約1の範囲にある数値、yおよびzは組成物におけるMyNzの部分の形式電荷が(4-x)となる数値であり、化合物の各々の酸素原子は、擬似ポーテンシャル法によって測定したときに、化合物のフェルミエネルギーレベルに対して約20%以上のp-レベル特性を有している)で表される組成物。
IPC (4件):
H01M 4/58 ,  C01G 53/00 ,  H01M 4/02 ,  H01M 10/40
FI (4件):
H01M 4/58 ,  C01G 53/00 A ,  H01M 4/02 C ,  H01M 10/40 B
引用特許:
審査官引用 (5件)
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