特許
J-GLOBAL ID:200903032184682600

樹脂積層体の製造方法及び硬化性組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 宮▲崎▼主税 ,  目次 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-086421
公開番号(公開出願番号):特開2009-234199
出願日: 2008年03月28日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】マイクロ流路などの微細中空構造を形成するための凹部や貫通部を高精度にかつ容易に形成することができ、しかもプラズマ装置などの高価な装置を必要としない樹脂積層体の製造方法を得る。【解決手段】第1のトリガーが与えられた際に硬化する第1の樹脂と、第2のトリガーが与えられた際に硬化する第2の樹脂とを含む硬化性組成物を、パターニング材の上面に塗布し、第1のトリガーを与えて硬化性組成物中の第1の樹脂の硬化により硬化性組成物を半硬化し、パターニング材の突出部に対して反転した形状を転写し、得られた半硬化組成物部材を基板の上面に載置し、第2のトリガーを付与して、半硬化組成物部材を硬化させ、半硬化組成物の硬化物からなる樹脂シートを基板に接合するとともに、基板と樹脂シートの間に中空部Aを形成する、樹脂積層体の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基板と、基板の上面に接合されており、基板側に向かって開いた凹部もしくは貫通部を有する樹脂シートとを備える樹脂積層体の製造方法であって、 第1のトリガーが与えられた際に硬化する第1の樹脂と、第1のトリガーとは異なる第2のトリガーが与えられた際に硬化する第2の樹脂とを含む硬化性組成物を、前記凹部もしくは貫通部に相当する部分が上面に突出部として形成されたパターニング材の上面に塗布する工程と、 前記第1のトリガーを与えて、前記硬化性組成物中の第1の樹脂を硬化させ、前記パターニング材に塗布された硬化性組成物を半硬化し、前記パターニング材の突出部に対して反転した形状を有する半硬化組成物部材を用意する工程と、 前記半硬化組成物部材を基板の上面に載置する工程と、 前記第2のトリガーを付与し、前記半硬化組成物部材中の第2の樹脂を硬化させることにより、基板の上面に接合されており、かつ基板側に向かって開いた凹部または貫通部を有する樹脂シートを形成することを特徴とする、樹脂積層体の製造方法。
IPC (1件):
B29C 69/00
FI (1件):
B29C69/00
Fターム (17件):
4F213AA44 ,  4F213AB03 ,  4F213AB04 ,  4F213AC05 ,  4F213AG03 ,  4F213AG06 ,  4F213AH81 ,  4F213WA02 ,  4F213WA15 ,  4F213WA32 ,  4F213WA38 ,  4F213WA43 ,  4F213WA56 ,  4F213WA86 ,  4F213WA87 ,  4F213WB01 ,  4F213WB13
引用特許:
審査官引用 (3件)

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