特許
J-GLOBAL ID:200903032263825270
ポリプロピレン系熱成形用シートおよびその深絞り成形体
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河備 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-092656
公開番号(公開出願番号):特開2009-299018
出願日: 2009年04月07日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】剛性、透明性に優れ、偏肉が少なく深絞り性に優れた、ポリプロピレン系熱成形用シートおよびその深絞り成形体を提供する。【解決手段】下記(i)〜(vi)に規定する要件を満たすプロピレン系重合体(X)3〜100重量%と、プロピレン系重合体(Y)0〜97重量%との重合体混合物を含むプロピレン系樹脂組成物から得られることを特徴とするポリプロピレン系熱成形用シートおよびその深絞り成形体など。 (i)MFRが0.2〜20g/10分である。 (ii)Q値が3.5〜10.5である。 (iii)分子量(M)が200万以上の成分の比率が0.4重量%以上、10重量%未満である。 (iv)TREFにおいて40°C以下の温度で溶出する成分が3.0重量%以下である。 (v)アイソタクチックトライアッド分率(mm)が95%以上である。 (vi)伸長粘度の測定における歪硬化度(λmax)が6.0以上である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記(i)〜(vi)に規定する要件を満たすプロピレン系重合体(X)3〜100重量%と、プロピレン系重合体(Y)0〜97重量%との重合体混合物を含むプロピレン系樹脂組成物から得られることを特徴とするポリプロピレン系熱成形用シート。
(i)メルトフローレート(MFR)(温度230°C、荷重2.16kg)が0.2〜20g/10分である。
(ii)ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)で測定する重量平均分子量(Mw)と数平均分子量(Mn)の比(Q値)が3.5〜10.5である。
(iii)GPCによって得られる分子量分布曲線において、全量に対して、分子量(M)が200万以上の成分の比率が0.4重量%以上、10重量%未満である。
(iv)オルトジクロロベンゼン(ODCB)による昇温溶出分別(TREF)において、40°C以下の温度で溶出する成分が3.0重量%以下である。
(v)13C-NMRで測定するアイソタクチックトライアッド分率(mm)が95%以上である。
(vi)伸長粘度の測定における歪硬化度(λmax)が6.0以上である。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (12件):
4J002BB11X
, 4J002BB13W
, 4J002BB15X
, 4J002BB17X
, 4J002EG016
, 4J002EG076
, 4J002EH046
, 4J002EW046
, 4J002FD070
, 4J002FD206
, 4J002GG01
, 4J002GG02
引用特許:
前のページに戻る