特許
J-GLOBAL ID:200903032337770511

アルミニウム材の表面処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-316341
公開番号(公開出願番号):特開2000-144490
出願日: 1998年11月06日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 廃液中和処理用の工業薬品の負担を少なくしながら、ゲル状水酸化アルミニウムの発生量を可及的に減少せしめ、かつ、このゲル状水酸化アルミニウム中の硫酸根を可及的に低減せしめてその有用資源化を容易にすることができるアルミニウム材の表面処理方法を提供する。【解決手段】 エッチング工程と陽極酸化工程とを有するアルミニウム材の表面処理方法において、陽極酸化工程に関連する酸性廃液を逆浸透処理し、この逆浸透処理で得られた硫酸濃縮液を陽極酸化工程に循環させると共に、逆浸透処理で得られた透過液をエッチング工程に関連するアルカリ性廃液と共に廃液中和工程に導入し、中和処理、凝集沈降処理し、この凝集沈降処理で得られた濃密部をアルカリ性条件下で改質処理し、固液分離して低硫酸根ゲル状水酸化アルミニウムを回収するアルミニウム材の表面処理方法である。
請求項(抜粋):
水酸化ナトリウム溶液によるエッチング工程と硫酸を用いた陽極酸化工程とを有し、エッチング工程にはアルミン酸ナトリウムの加水分解によるアルカリ再生装置が付設されていると共に、陽極酸化工程にはその陽極酸化老化浴から硫酸を回収する硫酸回収装置が付設されているアルミニウム材の表面処理方法において、陽極酸化工程で処理されたアルミニウム材を水洗する洗浄工程からの洗浄廃液と陽極酸化工程におけるミスト等由来の酸性廃液とを逆浸透処理し、この逆浸透処理で得られた硫酸濃縮液を陽極酸化工程に循環させると共に、上記逆浸透処理で得られた透過液を、上記エッチング工程で処理されたアルミニウム材を水洗する洗浄工程からの洗浄廃液及びエッチング工程におけるミスト等由来のアルカリ性廃液と共に、廃液中和工程に導入し、この廃液中和工程では、中和処理して生成したゲル状水酸化アルミニウムを含む廃液を凝集沈降処理し、この凝集沈降処理で得られた濃密部をアルカリ性条件下で改質処理し、次いで固液分離して低硫酸根ゲル状水酸化アルミニウムを回収することを特徴とするアルミニウム材の表面処理方法。
IPC (4件):
C25D 11/04 ,  C02F 1/44 ,  C02F 1/461 ,  C02F 1/52
FI (4件):
C25D 11/04 G ,  C02F 1/44 D ,  C02F 1/52 K ,  C02F 1/46 101 A
Fターム (30件):
4D006GA03 ,  4D006KA62 ,  4D006KA72 ,  4D006KB13 ,  4D006KB14 ,  4D006KB30 ,  4D006KE12P ,  4D006KE13P ,  4D006KE14Q ,  4D006MB12 ,  4D006PA04 ,  4D006PB08 ,  4D006PB25 ,  4D006PB27 ,  4D006PC80 ,  4D062BA19 ,  4D062BA24 ,  4D062BB05 ,  4D062CA20 ,  4D062DB02 ,  4D062DC08 ,  4D062EA14 ,  4D062EA16 ,  4D062FA01 ,  4D062FA03 ,  4D062FA12 ,  4D062FA17 ,  4D062FA19 ,  4D062FA28 ,  4D062FA29
引用特許:
審査官引用 (6件)
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