特許
J-GLOBAL ID:200903032368682467

潤滑油用の未硫化アルカリ金属不含添加剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-060604
公開番号(公開出願番号):特開2000-063867
出願日: 1999年02月01日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 潤滑油用の未硫化のアルカリ金属不含添加剤の製造法を提洪する。【解決手段】 1〜4個の炭素原子を含む少なくとも1種類のカルボン酸の存在下にて、アルカリ塩基の非存在下で、ジアルコールの非存在下で、およびモノアルコールの非存在下で、アルキルフェノールをアルカリ土類塩基を用いる中和の後、中和段階で生成したアルキルフェネートのカルボキシル化、およびカルボキシル化段階の生成物の濾過を含んでなる方法を提供する。
請求項(抜粋):
潤滑油用の未硫化アルカリ金属不含添加剤の製造法であって、(a)1〜4個の炭素原子を含む少なくとも1個のカルボン酸の存在下、及びアルカリ塩基、ジアルコール、及びモノアルコールの非存在下にて、アルカリ土類塩基を用いてアルキルフェノールを中和して、アルキルフェネートを生成させ、(1)上記の中和操作を少なくとも200°Cの温度で行い、(2)圧力を大気圧以下にまで徐々に減少させて、水と共沸混合物を形成することができる任意の溶媒の非存在下にて、反応の水を除去し、(3)上記アルキルフェノールが、分岐アルキル基が少なくとも9個の炭素原子を含む分岐アルキルフェノールの少なくとも15%と混合した線状アルキルフェノール85%までを含み、(4)使用した試薬の量が、下記のモル比(a)アルカリ土類塩基/アルキルフェノール0.2:1〜0.7:1、及び(b)カルボン酸/アルキルフェノール0.01:1〜0.5:1に相当し、(b)出発アルキルフェノールの少なくとも20モル%をアルキルサリチレートへ転換するのに十分なカルボキシル化条件下で二酸化炭素を用いて、段階(a)で得たアルキルフェネートをカルボキシル化し、及び(c)段階(b)で生成した生成物を濾過して、総ての沈澱物を除去することを含んでなる、製造法。
IPC (7件):
C10M159/22 ,  C10N 10:04 ,  C10N 30:04 ,  C10N 30:10 ,  C10N 40:25 ,  C10N 60:00 ,  C10N 70:00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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