特許
J-GLOBAL ID:200903032500136507
能動型防振適応制御装置
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-329194
公開番号(公開出願番号):特開2009-151570
出願日: 2007年12月20日
公開日(公表日): 2009年07月09日
要約:
【課題】安定領域を算出する際に近似式ではなく適応制御アルゴリズムに用いる関数そのものを用いることができる適応制御アルゴリズムによる能動型防振適応制御装置を提供する。【解決手段】誤差信号e(t)などを用いて、正弦成分と余弦成分の相関を利用して、防振対象振動の推定未知関数dh(t)の振幅ahおよび位相φhを算出する。算出された防振対象振動の推定未知関数dh(t)の振幅ahおよびφh、および、伝達関数の推定値Gh(s)に基づき、制御信号u(t)の振幅Ahおよび位相Φhを算出し、且つ、制御信号u(t)の振幅Ahおよび位相Φhを更新する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
防振対象振動の基本波の角周波数ωを検出する角周波数検出部と、
前記角周波数検出部により検出された前記角周波数ωに基づいて、振幅Ahおよび位相Φhを構成成分に含む時刻tにおける周期性の制御信号u(t)を発生させる制御信号発生部と、
前記制御信号発生部から所定の観測点までの伝達関数の推定値Gh(s)を予め記憶する推定伝達関数記憶部と、
前記観測点における誤差信号e(t)を、前記基本波の1周期よりも短いサンプリング周期にて検出する誤差検出部と、
前記角周波数ω、前記制御信号u(t)、伝達関数の推定値Gh(s)および前記誤差信号e(t)に基づいて、前記制御信号u(t)の前記振幅Ahおよび前記位相Φhを更新するフィルタ係数更新部と、
を備え、前記観測点における前記防振対象振動の影響を低減する能動型防振適応制御装置において、
前記フィルタ係数更新部は、
前記制御信号u(t)、伝達関数の推定値Gh(s)および前記誤差信号e(t)に基づいて導き出される前記観測点における前記防振対象振動の推定未知関数dh(t)に、正弦波を乗算して且つ前記基本波の整数倍周期の間を積分することにより、正弦相関値を算出する正弦相関値算出部と、
前記観測点における前記防振対象振動の前記推定未知関数dh(t)に、余弦波を乗算して且つ前記基本波の整数倍周期の間を積分することにより、余弦相関値を算出する余弦相関値算出部と、
前記正弦相関値および前記余弦相関値に基づき、前記防振対象振動の推定未知関数dh(t)の振幅ahおよび位相φhを算出する防振対象振動の振幅位相算出部と、
前記伝達関数の推定値Gh(s)、前記振幅ahおよび前記位相φhに基づき前記振幅Ahおよび前記位相Φhを算出し、且つ、前記制御信号u(t)の前記振幅Ahおよび前記位相Φhを更新する更新用振幅位相算出部と、
を備えることを特徴とする能動型防振適応制御装置。
IPC (3件):
G05D 19/02
, G05B 13/02
, F16F 15/02
FI (3件):
G05D19/02 D
, G05B13/02 A
, F16F15/02 B
Fターム (17件):
3J048AB13
, 3J048AD01
, 3J048BB06
, 3J048CB19
, 3J048CB30
, 3J048DA01
, 3J048EA01
, 3J048EA36
, 5H004GA09
, 5H004GB12
, 5H004HA12
, 5H004HB08
, 5H004HB12
, 5H004KA31
, 5H004KC35
, 5H004KC54
, 5H004MA14
引用特許:
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