特許
J-GLOBAL ID:200903032598607006

定着装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤岡 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147018
公開番号(公開出願番号):特開平7-334031
出願日: 1994年06月07日
公開日(公表日): 1995年12月22日
要約:
【要約】【目的】 本出願に係る第1の発明は、装置を大型化することなく、突入電流を小さくすることのできる定着装置を提供することを目的としている。【構成】 温調温度を超えるまでは、ON時間の割合を1周期500msec内の全期間として加熱し(a領域)、温調温度を超えた時点で、ヒータをOFFする。そして、温調温度を下回った時、1周期500msec内におけるヒータON時間の割合を10%減らしてヒータのON/OFFを繰り返す(b領域)。この状態はON時間を1周期の全期間とする場合に比べてヒータの電力が10%減少したことに等しく、当然定着ローラの温度上昇も遅くなる。従って、500msec周期のON/OFFが連続している状態でも定着ローラの温度が減少し続ける場合が生じるので、その場合には1周期内のON時間を5%増加させて定着ローラ温度の回復を行う。
請求項(抜粋):
互いに接触しながら回転自在に配設され、未定着画像を担持した転写材を、該接触部にて挟持しながら搬送する転写材搬送手段と、少なくとも該転写材搬送手段のいずれか一方の内部にて該転写材搬送手段に接触または所定の間隔を有して配設され、通電により発熱して上記未定着画像及び転写材を加熱せしめる加熱手段と、該加熱手段あるいは該加熱手段が配設された転写材搬送手段の転写材搬送面に接触または近接して配設され、温度を検知する温度検知素子と、該温度検知素子による検知温度が設定温度より低いときに上記加熱手段への通電を行って温度を上昇せしめる加熱期間、及び該検知温度が設定温度より高いときに上記加熱手段への通電を停止して温度を降下せしめる非加熱期間を設け、上記未定着画像及び転写材に対する加熱温度を設定温度近傍に維持せしめるように設定された温度制御手段とを備えた定着装置において、上記温度制御手段は、上記加熱期間にて、上記加熱手段への通電時間を所定の割合とする微小周期で連続的に通電を行い、検知温度が所定時間内に設定温度に達する場合には、その後の各加熱期間における上記微小周期内の通電時間の割合を前回の加熱期間よりも減少させ、検知温度が所定時間内に設定温度に達しない場合には、上記微小周期内の通電時間の割合を増加させるように設定されていることを特徴とする定着装置。
IPC (2件):
G03G 15/20 109 ,  G05D 23/19
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 定着温度管理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-327247   出願人:松下電送株式会社
  • 特開平3-012685
  • 加熱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-286440   出願人:キヤノン株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 定着温度管理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-327247   出願人:松下電送株式会社
  • 特開平3-012685

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