特許
J-GLOBAL ID:200903032640262600

生体信号計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-304132
公開番号(公開出願番号):特開2001-120511
出願日: 1999年10月26日
公開日(公表日): 2001年05月08日
要約:
【要約】【課題】センサの個数が発生源全個数より多い場合や、ノイズレベルが大きい場合にも、正確な信号解析結果を得ることができる生体信号計測装置を実現する。【解決手段】この発明の装置は、SQUIDセンサ1からの原磁気検出信号の生体信号成分とノイズ成分の間を成分間相互依存解消部5で無相関化した上で、予備処理部4で予め求めた独立成分の個数になるように、磁気検出信号を磁気信号分解部6で独立成分に分解する。その後、ノイズ成分の独立成分は独立成分自体の状態のみに基づく判定に従って取り除かれ、非ノイズ独立成分により信号解析用の磁気検出信号が復元される。センサの個数と(磁気)発生源の個数の関係や、ノイズレベルの如何にかかわらず、磁気検出信号を独立成分に適正に分解し、磁気検出信号に含まれるノイズ成分が的確に除去され、正確な信号解析結果が得られる。
請求項(抜粋):
被検体の診断対象領域において生体活動電流源により生じる微小な生体信号を測定する複数個のセンサを備えた生体信号計測装置において、前記複数個のセンサにより検出された検出信号における独立成分の個数を求出する独立成分個数求出手段と、前記複数個のセンサにより検出された検出信号において生体活動電流源による生体信号成分とノイズ成分との相互依存性を解消する(生体信号成分とノイズ成分との間を無相関化する)成分間相互依存解消手段と、生体信号成分とノイズ成分との相互依存性が解消された検出信号を前記独立成分個数求出手段により求出した個数の数の独立成分に分解する信号分解手段と、この信号分解手段により分解された独立成分の中のノイズ成分を独立成分自体の状態のみに基づいて判定して取り除くノイズ成分除去手段と、各非ノイズ独立成分に基づき検出信号を復元する信号復元手段と、復元された各検出信号の各々の独立成分に対応する脳内の活動(位置、方向、強さ)を得る信号解析手段とを備えていることを特徴とする生体信号計測装置。
Fターム (3件):
4C027AA10 ,  4C027CC00 ,  4C027DD03
引用特許:
審査官引用 (4件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • Extraction of ocular artefacts from EEG using independent component analysis

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