特許
J-GLOBAL ID:200903032678430247

制震躯体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-288843
公開番号(公開出願番号):特開平10-131543
出願日: 1996年10月30日
公開日(公表日): 1998年05月19日
要約:
【要約】【課題】 スペースを犠牲にすることなく、また施工時にも余計な手間がかからずに高い耐震性を得ることができ、さらには地震発生後に速やかに復旧を図ることのできる制震躯体構造を提供することを課題とする。【解決手段】 躯体1を構成する柱2,2、梁3,3間にK型のブレース4,4を設け、上方の梁3においてせん断力が最大となるブレース4,4の上端部間に、極軟鋼からなるダンパー部5を形成し、地震等の水平方向の外力によってダンパー部5に許容限度以上のせん断力が作用したときにはこれがせん断降伏する構成となっている。また、ダンパー部5を粘弾性体等によって形成することも可能である。さらに、ダンパー部5を梁3に着脱自在としてもよい。
請求項(抜粋):
建物の躯体が、柱と、互いに隣接する前記柱間に架設された鉄骨造の梁と、これら柱および梁間に斜めに架設された鉄骨造のブレースとを有してなり、前記ブレースの上端部が接合された前記梁には、該梁に作用するせん断力が最大となる部分に、該梁自体よりも強度が低い材質からなるダンパー部が形成されていることを特徴とする制震躯体構造。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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