特許
J-GLOBAL ID:200903032737016301

ズームレンズの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三浦 邦夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-084010
公開番号(公開出願番号):特開2000-275504
出願日: 1999年03月26日
公開日(公表日): 2000年10月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 パルス管理でズーム調整とバック調整を行うズームレンズの制御方法において、ズームレンズの小型化の妨げとならない制御方法を得る。【解決手段】 組立時にズームレンズ系のL端とS端における実際のピント面位置を測定する測定ステップ;ピント感度が略0となるピント面位置と、有限段数の他の焦点距離におけるピント面位置との差を求める演算ステップ;ピント感度が略0となるピント面位置を、有限段数の他の焦点距離におけるピント面位置に一致させるに必要な上記ズーム調整レンズ群の移動量をモータ駆動系のパルス数に換算して求めるズーム調整ステップ;及びズーム調整ステップで求めたピント面位置を、撮像面位置に一致させるに必要なズームレンズ系全系の各レンズ群の移動量をモータ駆動系の駆動パルス数として求めるバック調整ステップを有する。
請求項(抜粋):
少なくとも前後2群の可動変倍レンズ群を含む複数のレンズ群を有するズームレンズ系と、これら複数のレンズ群を独立してパルス管理で駆動制御するモータ駆動系と、このズームレンズ系の焦点距離を有限段数で検出する焦点距離検出手段とを有するズームレンズにおいて、上記ズームレンズ系を構成するレンズ群のうち、ズームレンズ系の特定の焦点距離においてピント感度が0になるいずれか一つのレンズ群を、該ズームレンズ系のピント面位置を移動させるズーム調整レンズ群として選定する選定ステップ;組立時に上記ズームレンズ系の有限段数の焦点距離のうち少なくとも長焦点距離端と短焦点距離端を含む複数の焦点距離において実際のピント面位置を測定する測定ステップ;上記ズーム調整レンズ群のピント感度が略0となるズームレンズ系の焦点距離におけるピント面位置と、有限段数の他の焦点距離におけるピント面位置との差を求める演算ステップ;上記ズーム調整レンズ群のピント感度が略0となる焦点距離におけるピント面位置を基準位置とし、有限段数の他の焦点距離におけるピント面位置を、該基準位置の焦点距離のピント面位置に一致させるに必要な上記ズーム調整レンズ群の移動量を上記モータ駆動系のパルス数に換算して求めるズーム調整ステップ;及び上記ズーム調整ステップで求めたピント面位置を、撮像面位置に一致させるに必要なズームレンズ系全系の各レンズ群の移動量を上記モータ駆動系の駆動パルス数として求めるバック調整ステップ;を有することを特徴とするズームレンズの制御方法。
IPC (3件):
G02B 7/04 ,  G02B 7/28 ,  G03B 13/36
FI (3件):
G02B 7/04 Z ,  G02B 7/11 N ,  G03B 3/00 A
Fターム (17件):
2H011AA01 ,  2H011AA03 ,  2H011CA19 ,  2H011CA26 ,  2H011FA02 ,  2H044BA07 ,  2H044BE02 ,  2H044BE18 ,  2H044DA01 ,  2H044DA02 ,  2H044DB02 ,  2H044DC01 ,  2H044EF02 ,  2H051AA01 ,  2H051AA08 ,  2H051EB13 ,  2H051FA76
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • ズームレンズカメラの制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-025279   出願人:旭光学工業株式会社
  • カメラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-288921   出願人:オリンパス光学工業株式会社
  • 変倍光学系のピント調整方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-018870   出願人:旭光学工業株式会社
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