特許
J-GLOBAL ID:200903032793425818

希土類磁石粉末製造用原料合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-059645
公開番号(公開出願番号):特開平11-158587
出願日: 1998年03月11日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 希土類磁石粉末を製造するための原料合金を提供する。【解決手段】 Yを含む少なくとも1種の希土類元素(以下、Rで示す)と、Fe、またはFeを主成分とし一部をCo、Niで置換した成分(以下、Tで示す)と、B、またはBのうち一部をCで置換した成分(以下、Mで示す)と、Al,Ga,Si,Ti,V,Cr,Zr,Nb,Mo,Hf,Ta,Wのうちの少なくとも1種(以下、Aで示す)とを主成分とするR-T-M-A系合金の素地中に、平均粒径:0.002〜20μmのMを含有するRの水素化物からなるMR水素化物相の内部に、前記MR水素化物と整合的な関係にあり得る結晶構造を有するg相が分散している構成の相(以下、内部分散相という)と、この内部分散相の周囲を包囲する一部または全部がR2 T14M型の正方晶構造を有するリム状相が一体となって島状に分散している組織を有する。
請求項(抜粋):
Yを含む少なくとも1種の希土類元素(以下、Rで示す)と、Fe、またはFeを主成分とし一部をCo、Niで置換した成分(以下、Tで示す)と、B、またはBのうち一部をCで置換した成分(以下、Mで示す)と、Al,Ga,Si,Ti,V,Cr,Zr,Nb,Mo,Hf,Ta,Wのうちの少なくとも1種(以下、Aで示す)と、を主成分とする合金(以下、この合金をR-T-M-A系合金という)の素地中に、平均粒径:0.002〜20μmのMを含有するRの水素化物からなる相(以下、MR水素化物相という)の内部に、前記MR水素化物と整合的な関係にあり得る結晶構造を有する相(以下、g相という)が分散している構成の相と(以下、この相を内部分散相という)、この内部分散相の周囲を包囲する一部または全部がR2 T14M型の正方晶構造を有するリム状相が一体となって島状に分散している組織を有することを特徴とする希土類磁石粉末製造用原料合金。
IPC (6件):
C22C 38/00 303 ,  C21D 1/76 ,  C21D 6/00 ,  C22C 38/52 ,  H01F 1/053 ,  B22F 9/00
FI (6件):
C22C 38/00 303 D ,  C21D 1/76 R ,  C21D 6/00 B ,  C22C 38/52 ,  B22F 9/00 C ,  H01F 1/04 H
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る