特許

J-GLOBAL ID：200903032805099610

細胞培養基材、及び該基材を使用した細胞分別方法

発明者： 須丸 公雄 ,  多田 裕一 ,  亀田 光淑 ,  金森 敏幸 ,  新保 外志夫
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-019742
公開番号（公開出願番号）：特開2005-210936
出願日： 2004年01月28日
公開日（公表日）： 2005年08月11日
要約：

【課題】 光応答性や細胞接着性等の特性、及び成膜性や膜強度等が改善された光応答性表面を有する細胞培養基材と、この細胞培養基材を使用した、特に足場依存性細胞や神経細胞等などの培養細胞から、細胞機能を損傷することなく、所望の細胞又は細胞群のみを選択的に分別回収する、あるいは所望のパターンに沿って培養するための簡便な手段を提供する。【解決手段】 光応答性成分とポリアルキレングリコールを含む光応答性組成物によって、細胞播種後の光照射により細胞接着性及び/又は細胞増殖性が亢進させられる光応答性表面を細胞培養基材に形成する。また、この細胞培養基材の光応答性表面の所望の領域に光照射することによって、所望の細胞又は細胞群のみを選択的に分別回収する、あるいは任意のパターンに沿って細胞を培養する。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

少なくとも一つの光応答性成分とポリアルキレングリコールを含む光応答性組成物により形成された光応答性表面を有することを特徴とする細胞培養基材。

IPC (2件)：

C12N5/06 ,  C12M3/00

FI (2件)：

C12N5/00 E ,  C12M3/00 A

Fターム (7件)：

4B029AA21 ,  4B029BB11 ,  4B029CC02 ,  4B029CC08 ,  4B065AA90X ,  4B065BC45 ,  4B065BC46

引用特許：

出願人引用 (5件)

• 感温性高分子化合物およびその製造方法、感温性高分子組成物、細胞培養基材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-158225   出願人：新田ゼラチン株式会社
• 細胞の分別法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-150623   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所
• 特開平4-004869
  
• 延伸フィルムおよびそれを用いた細胞培養基材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-152364   出願人：理化学研究所
• ハニカム構造体およびその調製方法、ならびにその構造体を用いたフィルムおよび細胞培養基材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-340568   出願人：テルモ株式会社

審査官引用 (4件)

• 細胞の分別法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-150623   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所
• 特開平4-004869
  
• 延伸フィルムおよびそれを用いた細胞培養基材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-152364   出願人：理化学研究所
• ハニカム構造体およびその調製方法、ならびにその構造体を用いたフィルムおよび細胞培養基材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-340568   出願人：テルモ株式会社

引用文献：

出願人引用 (3件)

• 高分子学会予稿集(2000),Vol.49,No.10,p.3165-3166
• Journal of Applied Polymer Science(1983),Vol.28,No.4,p.1321-1329
• バイオ・高分子シンポジウム講演要旨集(1999),Vol.9th,p.84-85

審査官引用 (3件)

• 高分子学会予稿集(2000),Vol.49,No.10,p.3165-3166
• Journal of Applied Polymer Science(1983),Vol.28,No.4,p.1321-1329
• バイオ・高分子シンポジウム講演要旨集(1999),Vol.9th,p.84-85