特許
J-GLOBAL ID:200903033029398276

冷凍サイクル装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 清水 善廣 ,  阿部 伸一 ,  辻田 幸史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-366800
公開番号(公開出願番号):特開2005-133958
出願日: 2003年10月28日
公開日(公表日): 2005年05月26日
要約:
【課題】高圧側が超臨界状態となりうる冷媒を用いた冷凍サイクル装置において、高価な圧力センサー等を設けることなく、確実に冷媒漏れによる冷媒不足を判定し、圧縮機を損傷させるといった冷凍サイクル装置の信頼性の低下を防止する。【解決手段】冷凍サイクル装置の信頼性低下を防止する制御方法は、放熱器で冷媒と熱交換する流体の循環量を検知し(ステップ102)、流体の放熱器出口温度としての出湯温度を検知し(ステップ104)、当該放熱器出口温度の検出値と別途定めた放熱器出口温度の目標値との温度差を演算し(ステップ105)、循環量の検出値が所定値未満であり(ステップ103)、かつ、温度差の演算値が所定値以上である(ステップ106)ことを判定基準として、冷媒不足を判定し、圧縮機停止する(ステップ108)方法である。 【選択図】 図2
請求項(抜粋):
運転中の高圧側圧力が臨界圧力以上となりうる冷媒を用いて、少なくとも圧縮機,放熱器,減圧器,蒸発器を備えた冷凍サイクル装置において、 前記放熱器で前記冷媒と熱交換する流体の循環量を検出する循環量検出手段と、前記流体の放熱器出口温度の目標値を演算する放熱器出口流体目標温度演算手段と、前記流体の放熱器出口温度を検出する放熱器出口流体温度検出手段と、前記目標値と前記放熱器出口流体温度検出手段の検出値との温度差を演算する放熱器出口流体温度差演算手段と、少なくとも前記循環量の検出値が所定値未満であってかつ前記温度差の演算値が所定値以上であることを判定基準として冷媒不足を判定する冷媒不足判定手段とを設けることを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (2件):
F25B49/02 ,  F25B1/00
FI (3件):
F25B49/02 520H ,  F25B49/02 520K ,  F25B1/00 395Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-55671号公報
  • 特公平7-18602号公報
審査官引用 (3件)
  • 冷媒不足検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-341683   出願人:株式会社デンソー
  • 冷凍サイクルの安全装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-130132   出願人:株式会社ボッシュオートモーティブシステム
  • 給湯装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-011217   出願人:株式会社デンソー

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