特許
J-GLOBAL ID:200903033041824868

積層部接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 千葉 剛宏 ,  宮寺 利幸 ,  佐藤 辰彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-111634
公開番号(公開出願番号):特開2006-289409
出願日: 2005年04月08日
公開日(公表日): 2006年10月26日
要約:
【課題】積層部、特に、異種の材質同士を積層した積層部を、摩擦撹拌接合用工具で接合する。【解決手段】貫通孔18が設けられた有孔ワーク12をAl合金製ワーク10上に積層し、積層部16を形成する。次に、回転動作する摩擦撹拌接合用工具14のプローブ20を貫通孔18に挿入して、Al合金製ワーク10の上端面を摩擦撹拌する。これにより、該上端面及びその近傍の肉が貫通孔18の内周壁に沿って上昇し、円環状隆起部28が形成される。円環状隆起部28が冷却硬化して貫通孔18の内周壁に接合することにより、Al合金製ワーク10と有孔ワーク12とが接合される。この際、貫通孔18の内周壁に設けられたねじ山22が円環状隆起部28の側周壁に噛合し、楔として機能する。なお、貫通孔18から肉を流出させ、抜け止め部30を設けるようにしてもよい。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ワーク上に、貫通孔が設けられた有孔ワークを少なくとも1個積層して積層部を形成する工程と、 回転動作する摩擦撹拌接合用工具の先端で前記ワークの肉を塑性流動させることによって、該肉を前記貫通孔の内壁に沿って上昇させる工程と、 前記肉を硬化して前記貫通孔の内壁に接合する工程と、 を有することを特徴とする積層部接合方法。
IPC (3件):
B23K 20/12 ,  B21D 39/03 ,  B21K 25/00
FI (3件):
B23K20/12 310 ,  B21D39/03 A ,  B21K25/00 Z
Fターム (9件):
4E067AA02 ,  4E067AA03 ,  4E067BG00 ,  4E067DA13 ,  4E067DA17 ,  4E067EC03 ,  4E087CA52 ,  4E087HA82 ,  4E087HB15
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (1件)

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