特許
J-GLOBAL ID:200903033047358273

走行車両の変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松永 孝義 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-119017
公開番号(公開出願番号):特開平9-303540
出願日: 1996年05月14日
公開日(公表日): 1997年11月25日
要約:
【要約】【課題】 ノークラッチ化したシンクロメッシュ機構変速装置をもつトラクタにおいて減速ショックの低減、運転操作性の改善を図ること。【解決手段】 制御装置に変速速度を指示する変速シフトレバーを備えたトラクタ等の走行車両に、歯車変速機構を組み合わせて接続し、変速速度を複数の変速段階に設定可能とし、増速または減速の変速操作を行う場合に、変速シフトレバーで指示する変速速度の変速段階に到達する以前に現在の変速段階と指示された変速段階との間の変速段階を一段階または複数段階経由して変速制御する構成とする。こうして増速する場合は従来と全く同じように迅速に増速できるうえ、減速する場合、一段階または複数段階経由して目的の変速段まで変速制御するので、例えば走行中のシフト位置から超低速に変速する場合でも急激な減速ショックを避けることができ、オペレータの安全上もきわめて有効な効果を奏する。
請求項(抜粋):
複数組の歯車変速手段と、歯車変速手段を組み合わせて接続または解放するクラッチ手段と、クラッチ手段を遠隔制御する制御手段と、制御手段に変速速度を指示する変速手段を備えた走行車両の変速装置において、歯車変速手段を組み合わせ接続して変速速度を複数の変速段階に設定可能とし、増速または減速の変速操作を行う場合に、変速手段で指示する変速速度の変速段階に到達する以前に現在の変速段階と指示された変速段階との間の変速段階を一段階または複数段階経由して変速制御する制御手段を有することを特徴とする走行車両の変速装置。
引用特許:
審査官引用 (9件)
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