特許
J-GLOBAL ID:200903033105945400

ダイカストマシンの射出制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-325949
公開番号(公開出願番号):特開平11-156524
出願日: 1997年11月27日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】高粘性溶湯からダイカスト製品を製造する際に射出速度を安定させて高品質な製品を得るダイカストマシンの射出制御方法及び装置を提供すること。【解決手段】昇圧シリンダ装置20から作動油を排出する流路41を開閉する開閉弁43と、流路42を通じて昇圧シリンダ装置20から排出される作動油の流量を制御する昇圧シリンダ用流量制御弁45とを備える。高粘性の溶湯を鋳造型に充填する際、開閉弁43で流路41を閉塞し、前記制御弁45で流路42を閉塞した状態で、射出ピストン15を制御する射出シリンダ用流量制御弁17を駆動する。その後、前記制御弁45を作動して昇圧シリンダ装置20からプログラム設定通りに速度位置制御された作動油を排出する。昇圧動作に際して、昇圧シリンダ装置20から作動油が排出され、不適切な射出速度の変化が生じることがなくなる。
請求項(抜粋):
鋳造型に溶湯を射出する射出プランジャと、この射出プランジャを駆動するとともに射出ピストンを有する射出シリンダ装置と、この射出シリンダ装置に供給される作動油を昇圧させるとともに昇圧ピストンを有する昇圧シリンダ装置とを備え、前記射出ピストンの速度及び位置を制御するための射出シリンダ用流量制御弁を前記射出シリンダ装置に接続し、前記昇圧シリンダ装置を作動する昇圧シリンダ制御弁と、前記昇圧シリンダ装置から作動油を排出して背圧側の流体抵抗を小さくする流路に設けられこの流路を開閉操作する開閉弁とをそれぞれ前記昇圧シリンダ装置に接続したダイカストマシンの射出制御方法であって、前記昇圧シリンダ装置から排出される作動油の流量を制御する昇圧シリンダ用流量制御弁を前記流路に設け、高粘性の溶湯を鋳造型に充填する際に、前記開閉弁で前記流路を閉塞するとともに、前記昇圧シリンダ用流量制御弁で前記流路を閉塞した状態で、前記射出シリンダ用流量制御弁を駆動して前記射出シリンダ装置を作動し、その後、前記昇圧シリンダ制御弁と前記昇圧シリンダ用流量制御弁とをそれぞれ作動して前記昇圧シリンダ装置から作動油を流量制御しながら前記流路を通じて排出して鋳造動作と昇圧動作とを行うことを特徴とするダイカストマシンの射出制御方法。
IPC (3件):
B22D 17/32 ,  B29C 45/76 ,  B29C 45/82
FI (4件):
B22D 17/32 B ,  B22D 17/32 H ,  B29C 45/76 ,  B29C 45/82
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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