特許
J-GLOBAL ID:200903033215984371

ウォッシャポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-014767
公開番号(公開出願番号):特開2004-224214
出願日: 2003年01月23日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
【課題】流路抵抗を減らして吐出能力を高める。【解決手段】インペラ12の回転方向によって2つの吐出管15A、15Bからの吐出圧差が逆転するポンプ本体1と、吐出圧差によって圧力の低い方の導出流路を閉鎖し圧力の高い方の導出流路を開放するバルブ機構2とを備える。バルブ室23に連通路24A、24Bを連通させ、バルブ室の両端壁23A、23Bに導出管25A、25Bを貫通させる。導出管のバルブ室内側への突出部分26A、26Bとバルブ室内周壁との間に環状流路27A、27Bを確保する。前記突出部分の先端面を弁座28A、28Bとし、弁座間に膜状弁体30を配置し、膜状弁体でバルブ室を2つに仕切る。膜状弁体30が2つの環状流路の圧力差によって変位することで、圧力が低い方の弁座を閉鎖し圧力の高い方の弁座を開放する。バルブ室の両端壁23A、23Bの内面を、各弁座28A、28B側への流れを誘導する傾斜壁面として形成する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
インペラの回転方向によって大小関係が逆転する圧力差をもってウォッシャ液を吐出する2つの吐出口を有したポンプ本体と、前記各吐出口にそれぞれ連通する2つの導出流路を有し、前記圧力差によって作動することにより、前記2つの導出流路のうち、圧力の低い方の導出流路を閉鎖すると共に圧力の高い方の導出流路を開放するバルブ機構と、を具備したウォッシャポンプにおいて、 前記バルブ機構が、 円柱空間よりなるバルブ室が形成されたバブルハウジングと、 前記ポンプ本体の2つの吐出口にそれぞれ連通すると共に、前記バルブ室の軸線と直交する方向からバルブ室の軸線方向の両端の外周部に連通する2つの連通路と、 前記バルブ室の両端壁を貫通し、バルブ室内への突出部分とバルブ室内周壁との間に環状流路を確保し、且つ、バルブ室内への突出部分の先端面をそれぞれ弁座として、両弁座同士を間隔をおいて対向させた2つの導出管と、 前記両弁座間に配置されることで、前記バルブ室を2つの室に液密的に仕切ると共に、2つの室の圧力差によって変位することで、圧力が低い方の室側の弁座を閉鎖すると共に圧力の高い方の室側の弁座を開放する膜状弁体と、を備え、 前記連通路と環状流路と導出管内の空間によって、前記バルブ機構の各導出流路が構成されると共に、 前記連通路がそれぞれ連通するバルブ室の両端壁の内面が、各弁座側への流れを誘導する傾斜壁面として形成されていることを特徴とするウォッシャポンプ。
IPC (1件):
B60S1/48
FI (1件):
B60S1/48 Z
Fターム (6件):
3D025AA02 ,  3D025AB01 ,  3D025AC02 ,  3D025AD01 ,  3D025AD09 ,  3D025AF07
引用特許:
審査官引用 (4件)
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