特許
J-GLOBAL ID:200903033317385103

温水暖房装置の試運転制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小根田 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-135139
公開番号(公開出願番号):特開2001-317748
出願日: 2000年05月08日
公開日(公表日): 2001年11月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 温水暖房装置の通常の暖房運転での循環ポンプの作動効率化、省エネルギー化を高い信頼性と耐久性を確保する。【解決手段】 循環ポンプの作動により、熱交換器を通して循環される暖房回路を備える熱源機に、複数の端末放熱器A1〜Ajを熱動弁及び循環配管により接続する。通常運転前の試運転において、1の熱動弁を開き循環ポンプの回転数を段階的に増速し、各増速段階毎に循環配管内の圧力値と流量値との関係を取得して記憶保持する。記憶保持したデータに基づき圧損曲線を求める。新たな熱動弁をさらに開いた状態で圧損曲線を求め、さらに熱動弁の開作動及び圧損曲線の取得をA1〜Ajまで繰り返す。今回と前回に取得した両圧損曲線の比較により新たに追加開作動させた端末放熱器単独での圧損曲線も得られる。通常運転時には、運転される端末放熱器に対応する圧損曲線に合致した流量となるように循環ポンプの作動制御を行う。
請求項(抜粋):
少なくとも加熱部及び循環ポンプが配設された暖房回路を有する熱源機と、この熱源機外に設置されて個別の循環配管により上記暖房回路と接続された少なくとも1の端末放熱器とを備え、上記加熱部により昇温された温水が上記循環ポンプの作動により上記端末放熱器に対し上記循環配管を通して循環供給されるように構成された温水暖房装置について、通常運転を行う前に実行される温水暖房装置の試運転制御方法において、上記循環ポンプとして流量可変型のポンプを用いて上記温水暖房装置を設置した後、上記熱源機及び循環配管に水張りした状態で、試運転制御を行うコントローラにより上記循環ポンプの作動を上記循環配管に対する循環流量が徐々に変化するように制御し、その際、順次変更される循環流量に対する上記循環配管の配管抵抗に関するパラメータを逐次検出していき上記コントローラに上記循環配管の圧損特性データとして記憶保持するようにすることを特徴とする温水暖房装置の試運転制御方法。
IPC (3件):
F24D 3/00 ,  F24D 3/08 ,  F24F 11/02
FI (3件):
F24D 3/00 P ,  F24F 11/02 N ,  F24D 3/08 J
Fターム (14件):
3L060AA04 ,  3L060CC05 ,  3L060CC15 ,  3L060CC19 ,  3L060DD02 ,  3L060DD06 ,  3L060EE35 ,  3L070BB02 ,  3L070CC01 ,  3L070DD07 ,  3L070DD08 ,  3L070DE09 ,  3L070DG05 ,  3L070DG06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 吸収式空調装置の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-050525   出願人:リンナイ株式会社, 大阪瓦斯株式会社
  • 特開平4-353343
  • 定流量ポンプ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-172845   出願人:株式会社荏原製作所
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