特許
J-GLOBAL ID:200903033413394776
可変容量圧縮機用制御弁
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
森下 賢樹
, 村田 雄祐
, 三木 友由
, 松尾 卓哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-274373
公開番号(公開出願番号):特開2009-103018
出願日: 2007年10月22日
公開日(公表日): 2009年05月14日
要約:
【課題】外部制御方式の可変容量圧縮機用制御弁において、電磁コイル等の大型化を伴うことなく感圧部の耐圧強度を向上させる。【解決手段】制御弁によれば、パワーエレメント6の動作により中間圧力Pshが基準圧力となるように第1弁部が開閉動作する一方、第2弁部の開閉動作によりその基準圧力が設定差圧だけ減圧されて設定圧力となる。この設定差圧はソレノイド3への供給電流量により変化する。すなわち、常に一定に制御される基準圧力に対し、設定差圧という形で外部的に減圧量を設定することで設定圧力を自由に調整できる。本実施の形態では、第1弁部の基準圧力を比較的高く設定することで、高圧で作動する冷媒の適用を可能としている。一方、ソレノイド3が関与する第2弁部の設定差圧を小さく。抑えることで、その大型化を回避している。【選択図】図2
請求項(抜粋):
吸入圧力またはクランク圧力を設定圧力に保つように、吐出室からクランク室に導入する冷媒流量およびクランク室から吸入室へ導出する冷媒流量の少なくとも一方を制御し、可変容量圧縮機の吐出容量を変化させる可変容量圧縮機用制御弁において、
内部に冷媒通路が形成されたボディと、
前記吐出室および前記吸入室の少なくとも一方と前記クランク室とを連通させる制御通路に設けられた第1弁部と、
前記設定圧力以上の中間圧力が満たされる中圧室と、
前記中間圧力を感知し、その中間圧力が予め設定された基準圧力となるように前記第1弁部の開閉方向の力を発生させる感圧部と、
前記吸入室または前記クランク室と前記中圧室とを連通させる調圧通路に設けられ、その開閉によりその前後差圧を発生させる第2弁部と、
前記第2弁部の前後差圧が供給電流量に応じた設定差圧となるようソレノイド力を発生させ、その設定差圧の変更により前記設定圧力を変化させるソレノイドと、
を備えたことを特徴とする可変容量圧縮機用制御弁。
IPC (2件):
FI (2件):
F04B27/08 T
, F04B49/00 361
Fターム (12件):
3H045AA04
, 3H045AA10
, 3H045AA27
, 3H045CA21
, 3H076AA06
, 3H076BB38
, 3H076CC20
, 3H076CC84
, 3H145AA04
, 3H145AA27
, 3H145AA44
, 3H145CA21
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
可変容量圧縮機用制御弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2004-020969
出願人:株式会社テージーケー
-
圧縮機用制御弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-054329
出願人:株式会社テージーケー
前のページに戻る