特許
J-GLOBAL ID:200903033625617805

車輪軸受装置の回転センサ取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-296379
公開番号(公開出願番号):特開2004-132782
出願日: 2002年10月09日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】回転センサをガタつきなく、固定部材に直接クリップオンできる車輪軸受装置の回転センサ取付構造を提供することである。【解決手段】磁気リング12取り付け側の外方部材3の端部に形成した軸方向の張出部13に、回転センサ14のケース14aが半径方向に挿入される孔15を設けて、ケース14aの側面に、孔15の周縁面に押し当てられて挿入方向の位置決めをする鍔16を設けるとともに、孔15の内周面に対向する部位の側面の向きが異なる3箇所で、孔15の内周面に押圧される弓状の板ばね17を取り付けることにより、これらの板ばね17の孔15内周面に対する異なる3方向への押圧力で、ケース14aを孔15にガタつきなく固定し、かつ、修理や交換のために簡単に着脱できるようにした。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
車体側に固定される外方部材の内周に複列の軌道面を設け、車輪と一体に回転する内方部材の外周に、前記外方部材の各軌道面と対向する軌道面を設けて、これらの対向する各軌道面間に転動体を介在させた車輪軸受装置に、前記車輪と一体に回転する内方部材側の一端側で、円周方向で磁気特性が交互に変化する磁気リングを内方部材の回転軸と同軸上に取り付け、この磁気リングの回転に伴う磁界の変化によって車輪の回転速度を検出する回転センサを、磁気リングに対向させて前記外方部材側に取り付けた車輪軸受装置の回転センサ取付構造において、前記磁気リング取り付け側の外方部材の端部に軸方向に張り出す張出部を形成し、この張出部に前記回転センサのケースが半径方向に挿入される孔を設けて、この孔に挿入される回転センサケースを挿入方向で位置決めする手段を設け、前記孔の内周面に対向する前記回転センサケースの側面に、その面の向きが異なる少なくとも3箇所で、前記対向する孔の内周面に押圧される弾性部材を設けて、これらの弾性部材の前記孔の内周面に対する異なる3方向への押圧力により、前記張出部の孔に挿入される回転センサケースを固定するようにしたことを特徴とする車輪軸受装置の回転センサ取付構造。
IPC (3件):
G01P3/487 ,  F16C19/18 ,  F16C41/00
FI (4件):
G01P3/487 F ,  G01P3/487 L ,  F16C19/18 ,  F16C41/00
Fターム (9件):
3J101AA02 ,  3J101AA32 ,  3J101AA43 ,  3J101AA54 ,  3J101AA62 ,  3J101BA54 ,  3J101BA56 ,  3J101FA46 ,  3J101GA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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