特許
J-GLOBAL ID:200903033664334705

プラスチックレンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 上柳 雅誉 ,  藤綱 英吉 ,  須澤 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-087633
公開番号(公開出願番号):特開2005-274938
出願日: 2004年03月24日
公開日(公表日): 2005年10月06日
要約:
【課題】 プラスチック基材上にプライマー層を形成後、そのプライマー層上にハードコート層を形成し、更にそのハードコート層上に所定の層の膜厚を厚くした反射防止膜を凸面と凹面に形成したプラスチックレンズは耐衝撃性が低いという問題を有する。【解決手段】 プラスチック基材上にプライマー層を形成後、そのプライマー層上にハードコート層を形成し、更にそのハードコート層上に形成した反射防止膜であって凸面側の特定の低屈折率層の光学的膜厚と凹面側の特定の低屈折率層率層の光学的膜厚を所定の範囲で形成することで、傷がつきやすいプラスチックレンズ凸面の硬度、膜の密着性、干渉色、さらには耐衝撃性においても優れた特性を得ることができた。【選択図】 無し
請求項(抜粋):
プラスチックレンズ基材上にプライマー層を形成後、前記プライマー層上にハードコート層を形成し、更に前記ハードコート層上に低屈折率層と高屈折率層を交互に積層してなる反射防止膜であって、前記反射防止膜が、設計主波長λ0の範囲が480nm以上560nm以下であり、最も基材側にある層を第1層として外側へ向けて順番に、奇数層を低屈折率層、偶数層を高屈折率層とし、低屈折率層はSiO2層によって構成され、高屈折率層はTiO2、Nb2O5、Ta2O5、ZrO2、LaTiO3から選ばれる1つの物質から成る層によって構成され、かつレンズの眼球側に向ける面とは逆の面である凸面側の特定の低屈折率層の光学的膜厚と眼球側に向ける面である凹面側の特定の低屈折率層の光学的膜厚が所定の範囲の値で形成されることを特徴とするプラスチックレンズ。
IPC (3件):
G02B1/04 ,  G02B1/10 ,  G02B1/11
FI (3件):
G02B1/04 ,  G02B1/10 A ,  G02B1/10 Z
Fターム (7件):
2K009AA08 ,  2K009AA15 ,  2K009BB11 ,  2K009CC03 ,  2K009DD03 ,  2K009DD04 ,  2K009DD12
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (6件)
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