特許
J-GLOBAL ID:200903033806162656

高圧水素製造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 佐藤 辰彦 ,  千葉 剛宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-136810
公開番号(公開出願番号):特開2006-316288
出願日: 2005年05月10日
公開日(公表日): 2006年11月24日
要約:
【課題】水素ガスのアノード側へのリークを防止でき、優れた電解効率が得られる高圧水素製造装置を提供する。【解決手段】固体高分子電解質膜2と、給電体3,4と、セパレータ5,6と、各セパレータ5,6に設けられた流体通路8,10とを備える単セル7を備える。流体通路10に水を供給し、各給電体3,4に通電することにより、水を電気分解して流体通路8に水を伴う高圧の水素ガスを得る。単セル7を収容する第1室15と、第1室15に連通する第2室16とを備える高圧容器14と、遮断部材17と、水を伴う高圧の水素ガスを第2室16に案内する水素ガス案内路20とを備える。水素ガスと水とを第2室16内で気液分離して該水素ガスにより遮断部材17を単セル7方向に押圧する。高圧の水素ガスから分離された水を水素ガス案内路20を介して流体通路8に供給する。遮断部材17を押圧する押圧補助手段として皿バネ19またはコイルバネを備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
固体高分子電解質膜と、該固体高分子電解質膜の両側に相対向して設けられたカソード側給電体と、アノード側給電体と、各給電体に積層されたカソード側セパレータと、アノード側セパレータと、各セパレータに設けられ各給電体が露出する流体通路とを備える単セルを備え、 該アノード側セパレータの流体通路に水を供給すると共に各給電体に通電することにより、該アノード側セパレータの流体通路に供給された水を電気分解し、該カソード側セパレータの流体通路に水を伴う高圧の水素ガスを得る高圧水素製造装置において、 該単セルを収容する第1室と、該単セルのカソード側で該第1室に連通する第2室とを備える高圧容器と、 該第1室と該第2室との境界に設けられ両室を水密に遮断すると共に、該第2室の内壁に沿って該単セル方向に進退自在に備えられた遮断部材と、 該高圧容器内に設けられ該カソード側セパレータの流体通路に得られた水を伴う高圧の水素ガスを該第2室に案内する水素ガス案内路とを備え、 該水素ガス案内路を介して案内された高圧の水素ガスと水とを該第2室内で気液分離して得られた高圧の水素ガスにより該遮断部材を該単セル方向に押圧すると共に、該高圧の水素ガスから分離された水を該水素ガス案内路を介して該カソード側セパレータの流体通路に供給することを特徴とする高圧水素製造装置。
IPC (1件):
C25B 9/00
FI (1件):
C25B9/00 B
Fターム (11件):
4K021AA01 ,  4K021BA02 ,  4K021BB04 ,  4K021CA01 ,  4K021CA05 ,  4K021CA09 ,  4K021CA11 ,  4K021CA13 ,  4K021DB04 ,  4K021DB53 ,  4K021DC03
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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