特許
J-GLOBAL ID:200903033976225504

車両用暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-029510
公開番号(公開出願番号):特開2009-184641
出願日: 2008年02月08日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】アイドルストップが行われるときに、エンジンと燃焼式ヒータを用いた効率的な冷却水の昇温を図る。【解決手段】エアコンECUは、冷却水の水温が目標水温より下がると、目標水温と水温の差を温度ΔTwとして算出する。また、エアコンECUは、この温度ΔTwと、燃焼式ヒータが必要とする燃料の絶対量で水温が上昇される温度として予め設定されている温度ΔTw1を読み込む(ステップ120〜126)。この後、温度ΔTwが温度ΔTw1に達していなければ、燃料消費の少ないエンジンのアイドルアップでの駆動を要求するが、温度ΔTwが温度ΔTw1以上であると、燃焼式ヒータを作動させて冷却水の昇温を行うことにより、燃焼用ヒータを用いて冷却水を効率的に加熱する(ステップ128〜132)。【選択図】図6
請求項(抜粋):
走行用の駆動力を発生する内燃機関及び、前記内燃機関の駆動を制御すると共に予め設定された停止条件が成立することにより内燃機関の駆動を停止する駆動制御手段を、含む車両に設けられて、暖房用の熱交換器に循環される前記内燃機関の冷却液を用いて車室内を暖房する車両用暖房装置であって、 前記内燃機関と前記熱交換器との間で前記冷却液を循環する循環回路と、 前記循環回路に設けられて、燃料を燃焼させて前記冷却液を加熱可能とする燃焼式ヒータと、 前記冷却液の液温を検出する液温検出手段と、 前記冷却液の液温の目標温度を設定する目標温度設定手段と、 前記停止条件が成立して前記内燃機関の駆動が停止されているときに、前記目標温度と前記液温検出手段によって検出される前記冷却液の液温に基づいて、冷却液の液温を上昇する昇温を行うか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段によって昇温を行うと判定されたときに、前記目標温度と前記液温検出手段によって検出される前記液温との差が予め設定された基準温度より低いときに、前記内燃機関の駆動を選択し、目標温度と液温検出手段によって検出される液温との差が前記基準温度より高いときに前記燃焼式ヒータの作動を選択する選択手段と、 前記選択手段によって前記内燃機関の駆動が選択されたときに前記駆動制御手段に内燃機関の駆動を要求し、前記燃焼用ヒータが選択されたときに燃焼用ヒータを作動する昇温制御手段と、 を含むことを特徴とする車両用暖房装置。
IPC (3件):
B60H 1/03 ,  B60H 1/08 ,  B60H 1/22
FI (3件):
B60H1/03 J ,  B60H1/08 621Z ,  B60H1/22 631A
Fターム (8件):
3L211BA02 ,  3L211BA32 ,  3L211DA42 ,  3L211DA49 ,  3L211EA32 ,  3L211EA50 ,  3L211GA42 ,  3L211GA48
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-183293   出願人:日本電装株式会社
  • 車両用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-029083   出願人:株式会社デンソー

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