特許
J-GLOBAL ID:200903033980019625

新規アントラセン化合物及びそれを利用した有機エレクトロルミネッセンス素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大谷 保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-117670
公開番号(公開出願番号):特開2003-313156
出願日: 2002年04月19日
公開日(公表日): 2003年11月06日
要約:
【要約】【課題】 極めて低い電圧で、発光輝度及び発光効率が高く、耐熱性に優れ、寿命が長い有機エレクトロルミネッセンス素子及びそれを実現する新規アントラセン化合物を提供する。【解決手段】 新規アントラセン化合物は、中心にジフェニルアントラセン構造を持ち、末端にアリールアミン基で置換された特定構造を有する。有機エレクトロルミネッセンス素子は、一対の電極間に発光層又は発光層を含む複数層の有機化合物薄膜を形成してなる有機エレクトロルミネッセンス素子において、該有機化合物薄膜の少なくとも一層が、前記新規アントラセン化合物を含有する。
請求項(抜粋):
下記一般式〔1〕で示される新規アントラセン化合物。一般式〔1〕【化1】〔式中、R1 〜R10は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、置換もしくは未置換の炭素原子数1〜20のアルキル基、置換もしくは未置換の炭素原子数1〜20のアルコキシ基、置換もしくは未置換の炭素原子数6〜30のアリールオキシ基、置換もしくは未置換の炭素原子数1〜20のアルキルチオ基、置換もしくは未置換の炭素原子数6〜30のアリールチオ基、置換もしくは未置換の炭素原子数7〜30のアリールアルキル基、未置換の炭素原子数5〜30の単環基、置換もしくは未置換の炭素原子数10〜30の縮合多環基、置換もしくは未置換の炭素原子数5〜30の複素環基又は置換もしくは未置換の炭素原子数6〜30のアリールアミノ基である。ただし、R1 、R2 、R7及びR8 のうちの少なくとも1つは、アリールアミノ基である。また、R9 及びR10は、それぞれ、R9 又はR10が結合したフェニル基と縮合環を形成していてもよい。Ar1 及びAr2 は、それぞれ独立に、水素原子、置換もしくは未置換の炭素原子数6〜40のアリール基であり、置換基としては、置換もしくは未置換の炭素原子数1〜20のアルキル基、置換もしくは未置換の炭素原子数1〜20のアルコキシ基、置換もしくは未置換の炭素原子数6〜30のアリールオキシ基、置換もしくは未置換の炭素原子数1〜20のアルキルチオ基、置換もしくは未置換の炭素原子数6〜30のアリールチオ基、置換もしくは未置換の炭素原子数7〜30のアリールアルキル基、未置換の炭素原子数5〜30の単環基、置換もしくは未置換の炭素原子数10〜30の縮合多環基又は置換もしくは未置換の炭素原子数5〜30の複素環基である。〕
IPC (8件):
C07C211/61 ,  C09K 11/06 620 ,  C09K 11/06 635 ,  C09K 11/06 640 ,  C09K 11/06 655 ,  C09K 11/06 690 ,  H05B 33/14 ,  H05B 33/22
FI (8件):
C07C211/61 ,  C09K 11/06 620 ,  C09K 11/06 635 ,  C09K 11/06 640 ,  C09K 11/06 655 ,  C09K 11/06 690 ,  H05B 33/14 B ,  H05B 33/22 A
Fターム (9件):
3K007AB03 ,  3K007AB04 ,  3K007AB06 ,  3K007AB11 ,  3K007AB14 ,  3K007DB03 ,  4H006AA01 ,  4H006AA03 ,  4H006AB91
引用特許:
審査官引用 (4件)
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