特許
J-GLOBAL ID:200903034103171439

自動分散補償式光伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-313594
公開番号(公開出願番号):特開平10-163962
出願日: 1996年11月25日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 DCFの分散補償量を伝送区間によって最適に設定し得る上、回線の自動切り替えに適用可能な自動分散補償式光伝送システムを提供すること。【解決手段】 この光伝送システムでは、光送信部10で生成される光主信号a及び監視制御用光信号bの波長が異なって伝送路の伝搬速度に差を生じることにより、光主信号a及び監視制御用光信号bのそれぞれに重畳された低周波パルス信号にも伝送距離に応じた位相差を生じる。線形中継装置11では位相差検出回路18で光送信部10から伝送された光信号のWDMカプラ13で分岐後に光電変換されたもの(a ́,b ́)から位相差φを検出することで伝送区間の距離を特定し、更に分散補償部において位相差φに基づいて分散補償量の異なるDCF24,25を間に介在接続した2分岐の光分岐結合設定手段としての光マトリクススイッチ22,22 ́を制御回路26によって制御するようにしている。
請求項(抜粋):
光信号を伝送路に送信する光送信部と、前記伝送路から伝送された前記光信号を直接増幅する中継装置とを備えた光伝送システムであって、前記光送信部は、光主信号と監視制御用光信号とを送信する光送信器と、前記光主信号及び前記監視制御用光信号に対して同期を取って低周波パルス信号を重畳する低周波重畳回路と、前記光主信号を直接増幅して増幅光主信号を出力する光アンプと、前記増幅光主信号及び前記監視制御用光信号を波長合成して前記光信号として出力するWDMカプラとを有し、前記中継装置は、前記光信号の一部を位相差検出用に分岐する光カプラと、前記分岐した光信号を前記光主信号と前記監視制御用光信号とに波長分離するWDMカプラと、前記光主信号と前記監視制御用光信号とをそれぞれ光信号から電気信号へ変換する光/電変換回路と、前記光/電変換した前記光主信号と前記監視制御用光信号とから前記光送信部で重畳した前記低周波パルス信号を抽出して位相差を検出する位相差検出回路と、前記光信号を直接増幅して増幅光信号を出力する光アンプと、前記増幅光信号を自動分散補償する分散補償部とを有することを特徴とする自動分散補償式光伝送システム。
IPC (6件):
H04B 10/02 ,  H04B 10/18 ,  H04J 14/00 ,  H04J 14/02 ,  H04B 10/17 ,  H04B 10/16
FI (3件):
H04B 9/00 M ,  H04B 9/00 E ,  H04B 9/00 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 自動等化システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-140419   出願人:日本電信電話株式会社
  • 特公平4-058736
  • 光送信装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-288491   出願人:松下電器産業株式会社
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