特許
J-GLOBAL ID:200903034117643252
音響異方性の少ない母材靭性に優れた厚鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
植木 久一
, 菅河 忠志
, 二口 治
, 伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-125323
公開番号(公開出願番号):特開2006-299365
出願日: 2005年04月22日
公開日(公表日): 2006年11月02日
要約:
【課題】 低音響異方性を有し、かつ良好な溶接性および極低温での母材靭性を有する570MPa級の厚鋼板、並びにその製造方法を提供する。【解決手段】 特定の化学成分を含有し、鋼組織の90体積%以上がベイナイトであり、ベイナイトブロックサイズが15μm以下であり、旧γ粒の平均アスペクト比が3.0以下であり、かつTA1=[Mn]+[Cr](式中、[ ]は各元素の含有量(質量%)を表す。)で規定されるTA1値が、2.00〜4.00の範囲にあることを特徴とする厚鋼板。その製造方法法としては、特定の化学成分を含有する鋼材を、Ac3点〜1300°Cに加熱して圧延を行う際に、全圧下量の70%以上を再結晶域圧延する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
化学成分として、
C:0.010以上〜0.060%未満(%は質量%の意味、以下同じ)、
Si:0.02〜1.00%、
Mn:1.25〜2.50%、
Al:0.20%以下(ただし、0%を含まない)、
Cr:0.35〜2.00%、
Mo:0.05〜1.00%、
Ti:0.005〜0.030%、
N:0.0020〜0.0100%
を含有し、
残部がFe及び不可避不純物からなり、
鋼組織の90体積%以上がベイナイトであり、
ベイナイトブロックサイズが15μm以下であり、
旧γ粒の平均アスペクト比が3.0以下であり、かつ、
下記(1)式で規定されるTA1値が2.00〜4.00の範囲内にあることを特徴とする、音響異方性の少ない母材靭性に優れた厚鋼板。
ただし、
TA1=[Mn]+[Cr]・・・(1)
(式中、[ ]は各元素の含有量(質量%)を表す。)
IPC (6件):
C22C 38/00
, B21B 1/38
, B21B 3/00
, C21D 8/02
, C22C 38/38
, C22C 38/58
FI (6件):
C22C38/00 301A
, B21B1/38 A
, B21B3/00 A
, C21D8/02 B
, C22C38/38
, C22C38/58
Fターム (37件):
4E002AA07
, 4E002AD07
, 4E002BC07
, 4E002BD07
, 4E002BD08
, 4E002BD09
, 4E002CB01
, 4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA08
, 4K032AA09
, 4K032AA10
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA26
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CD00
, 4K032CD06
引用特許:
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