特許
J-GLOBAL ID:200903034171849958

樹木頂点認識方法及び樹木頂点認識装置並びに樹木頂点認識のプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 三好 秀和 ,  岩▲崎▼ 幸邦 ,  川又 澄雄 ,  伊藤 正和 ,  高橋 俊一 ,  高松 俊雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-161047
公開番号(公開出願番号):特開2009-022278
出願日: 2008年06月19日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
【課題】自動的に単木の頂点を認識する方法および認識装置を提供する。【解決手段】樹木高算出部14、検索範囲決定部17、第2の樹冠形状指数算出部41、第2の樹木頂点決定部43、閾値算出部35、局所領域設定部36等を備え、検索範囲に対応する樹木高グリッドデータをファイル15から読み込み、このグリッドデータにおけるアスペクト比の最大、最小値を基に樹冠形状をより明瞭にする所定の値に変更し、この変更された最大値、最小値を用い新たな地上開度、地下開度を求め、これらの開度から算出される樹冠形状指数を平均化し、平均化された樹冠形状指数を局所領域又はガウシアンフィルタで平滑化し、検索範囲における樹冠形状指数として算出する。そして、予め設定された局所領域の画像の平均値と標準偏差との和を閾値Hgiとして求め、閾値Hgiより大きい値の樹冠形状指数を樹冠部として抽出し、この樹冠部から最適な単木の頂点を決定する。【選択図】図30
請求項(抜粋):
上空から地上を撮影した所定エリアのオルソフォト画像又は/及び所望のグリッドデータを画像化した画像を表示部の画面に表示する一方、前記所定エリア内の、地盤のX、Y、Z座標値及び樹木の表層のx、y、z座標値との差を求め、この差Zci及びXci、Yci座標を樹木高グリッドデータDdiとして得て、この樹木高グリッドデータDdiに基づいて樹木の頂点を認識する樹木頂点認識方法であって、 コンピュータが、 樹冠形状指数EGiを求めるための前記グリッドデータの検索範囲Mi、前記樹木高グリッドデータDdi、前記樹冠形状指数EGiから樹冠部を抽出するための局所領域を記憶手段に記憶するステップと、 前記画像に対応する各樹木高グリッドデータDdiを中心とした検索範囲Mi毎に、検索方向kipでの各樹木高グリッドデータDppiとの樹木高及び距離から求めたアスペクト比の最大値、最小値で地上開度φ1 ́、地下開度φ2 ́を求め、これらの開度に基づいて樹冠形状指数EGiを算出して前記記憶手段に記憶する樹冠形状指数算出ステップと、 前記樹木高グリッドデータDdiに対して前記局所領域を定め、この局所領域毎に前記樹冠形状指数EGiの平均値と標準偏差とを求め、これらの和を閾値として求める閾値算出ステップと、 前記局所領域の前記閾値が求められる毎に、その樹冠形状指数EGiが前記閾値以上かどうかを判断し、閾値を超えているときに、樹冠部として抽出する樹冠部抽出ステップと、 前記樹冠部毎に、該樹木部内に存在する最適な樹木頂点を認識して、該認識した頂点を所定の形状にして前記表示部に表示又は前記頂点の座標値を出力する樹木頂点認識ステップと を行うことを特徴とする樹木頂点認識方法。
IPC (3件):
A01G 23/00 ,  A01G 7/00 ,  G06T 1/00
FI (3件):
A01G23/00 551Z ,  A01G7/00 603 ,  G06T1/00 280
Fターム (15件):
5B057AA15 ,  5B057BA02 ,  5B057CA01 ,  5B057CA08 ,  5B057CA13 ,  5B057CA16 ,  5B057CC01 ,  5B057CE05 ,  5B057CE08 ,  5B057CH09 ,  5B057DA08 ,  5B057DA16 ,  5B057DC14 ,  5B057DC22 ,  5B057DC25
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る