領域侵入者検知装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：鈴江武彦 (外5名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-220426
公開番号（公開出願番号）：特開2000-057447
出願日： 1998年08月04日
公開日（公表日）： 2000年02月25日
要約：

【要約】【課題】本発明は通過物体が人である場合にかぎり、監視カメラ等を自動的に侵入者に向けるように制御することができる装置を提供することを目的とする。【解決手段】第1ポール1と第2ポール2と赤外線発光部3と赤外線受光素子4と第1焦電型赤外線センサ5と第2焦電型赤外線センサ6と赤外線レンズ7と増幅器8と入力手段10と計算機11と電動雲台14と監視カメラ15とからなり、2つの焦電型赤外線センサ5、6を利用して、物体12が通過した瞬間に物体12の発生する赤外線を捕らえ、焦電型赤外線センサ5、6の出力強度から物体12の通過位置を計算すると共に、物体12が発生する赤外線による信号強度を距離に依存しない値Aに変換して、前記Aの値から、物体12が人であるか否かを判定し、物体12が人である場合に、物体12の方向に監視カメラ15を向けることを特徴とする。

請求項（抜粋）：

(A)第1ポールと、第2ポールと、赤外線発光部と、赤外線受光素子と、第1焦電型赤外線センサと、第2焦電型赤外線センサと、赤外線レンズと、増幅器と、入力手段と、計算機と、電動雲台と、監視カメラとからなり、(B)前記赤外線発光部と第1焦電型赤外線センサを有する第1ポールを、赤外線受光素子と第2焦電型赤外線センサを有する第2ポールに対向して設置し、(C)前記赤外線発光部と赤外線受光素子は、波長域が0.8〜1.0μmである光線により、敷地領域に侵入した物体が通過した瞬間に、通過物体の発生する赤外線を捕らえ、(D)前記第1焦電型赤外線センサは、前面に設置した第1赤外線レンズに施した誘電体フィルタにより通過物体の発生する赤外線のうち8〜12μmのみの波長を透過させて、検出した信号を、第1増幅器により増幅した後、入力手段を通して前記計算機へ出力し、(E)前記第2焦電型赤外線センサは、前面に設置した第2赤外線レンズに施した誘電体フィルタにより通過物体の発生する赤外線のうち8〜12μmのみの波長を透過させて、検出した信号を、第2増幅器により増幅した後、入力手段を通して前記計算機へ出力し、(F)前記計算機は、前記第1焦電型赤外線センサおよび第2焦電型赤外線センサからの入力値から、前記物体のポール間における位置の算出を行うとともに、前記物体が発生する赤外線による信号強度を距離に依存しない値に変換して、前記物体が人であるか否かを判定し、(G)前記電動雲台は、前記計算機からの信号を入力して、前記物体が人である場合に、計算された物体位置の方向に監視カメラを向けることを特徴とする領域侵入者検知装置。

IPC (5件)：

G08B 13/191 , G01J 1/02 , G01V 8/12 , G08B 13/00 , H04N 7/18

FI (5件)：

G08B 13/191 , G01J 1/02 Y , G08B 13/00 A , H04N 7/18 E , G01V 9/04 J

Fターム (37件)：

2G065AA04 , 2G065AB02 , 2G065BA13 , 2G065BA14 , 2G065BA32 , 2G065BB06 , 2G065BB24 , 2G065BC02 , 2G065BC03 , 2G065BC07 , 2G065BC13 , 2G065BD03 , 2G065BE07 , 2G065DA05 , 2G065DA18 , 5C054CF06 , 5C054CG07 , 5C054HA18 , 5C084AA02 , 5C084AA07 , 5C084AA15 , 5C084AA19 , 5C084BB01 , 5C084BB05 , 5C084CC16 , 5C084DD11 , 5C084DD41 , 5C084DD43 , 5C084DD57 , 5C084DD65 , 5C084DD71 , 5C084DD89 , 5C084EE10 , 5C084GG21 , 5C084GG57 , 5C084GG75 , 5C084HH20

引用特許：

審査官引用 (8件)

特開昭64-031086
特定区域警備装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平6-036312 出願人：原燃輸送株式会社, エフビーオートメ株式会社
赤外線受光器
公報種別：公開公報出願番号：特願平3-195356 出願人：アツミ電気株式会社

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