特許
J-GLOBAL ID:200903034337357439

水銀制御のためのアルカリ収着剤注入

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-343227
公開番号(公開出願番号):特開2000-167350
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】【課題】 煙道ガス中の水銀の放出を減少させるための、現存する発電プラントシステムに容易に後付けされる費用効率のよい解決策を提供すること。【解決手段】 燃焼煙道ガスから水銀含有率の少なくとも約40〜60%を除去するために、発電プラントシステム中に1つ以上の位置において、1.0より小さい一般的にきわめて低いアルカリ土類又はアルカリ金属対硫黄の計算量モル比でアルカリ収着剤を注入する、燃焼煙道ガスから水銀を除去するための水銀除去装置が提供される。煙道ガス流中に少量のアルカリ収着剤が比較的低い速度で注入される。発電プラントシステム中に用いられる各注入点の下流で水銀含有粒状物質を除去するために、粒状物質フィルターが用いられる。
請求項(抜粋):
ボイラー及びスタックを有する燃焼システム中で発生する煙道ガスから水銀を除去するための水銀除去装置であって、煙道ガスから水銀含有粒状物質を分離して除去するための、ボイラーとスタックとの間に配置された粒状物質除去手段並びにスタックの上流の少なくとも1つの位置に粉末及びスラリーの内の1つの形のアルカリ収着剤を供給するための収着剤注入手段を含み、前記アルカリ収着剤がアルカリ土類元素から選択される少なくとも1種の元素を含有し、さらにこの収着剤が硫黄1モル当たりにアルカリ土類約0.001モル〜硫黄1モル当たりにアルカリ土類約1.0モルの範囲のアルカリ土類対硫黄の計算量モル比で供給される、前記水銀除去装置。
IPC (2件):
B01D 53/64 ,  B01D 53/34 ZAB
FI (2件):
B01D 53/34 136 A ,  B01D 53/34 ZAB
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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