特許
J-GLOBAL ID:200903034349686373

回転伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-350259
公開番号(公開出願番号):特開平10-181376
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 多少の寸法ばらつきや軸と外輪の多少の偏心が発生しても空転機能を損なわない2方向クラッチを提供する。【解決手段】 出力外輪1と回転可能に嵌合させた内方部材2に複数のカム面7と出力外輪1に円筒面6を設けて、その対向面間に楔形空間を形成し、この空間に配置した保持器8のポケット11に係合子としてのローラ12を組込んで2方向クラッチを構成し、前記内方部材2のカム面7の中央部付近に、ローラ12を係合に関与しないようにする凹部31を設け、2方向クラッチの空転機能の信頼性を上げて、構成部品の寸法精度をゆるく設定できる。
請求項(抜粋):
軸と外輪を内外に回転可能に嵌合させ、両者の対向面の一方に複数のカム面と他方に円筒面を設けて、その円筒面とカム面との間で楔形空間を形成し、軸と外輪の一方を入力側部材とし他方を出力部材とし、軸と外輪の間に保持器を設け、この保持器に形成したポケットに、保持器と前記入力側の部材とが正逆方向に相対回転したときに上記楔形空間に係合するローラを組込み、上記保持器に入力側部材の回転に対してそれぞれ逆方向の回転抵抗を付与する手段と、その回転抵抗の作用方向又は作用、不作用を切り換える手段を連結した回転伝達装置において、軸又は外輪に形成されたカム面のそれぞれの中央部付近にローラを係合に関与しないようにする凹部を設けたことを特徴とする回転伝達装置。
IPC (2件):
B60K 23/08 ,  F16D 41/08
FI (2件):
B60K 23/08 C ,  F16D 41/08 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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