特許
J-GLOBAL ID:200903034381322375

データの暗号化方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-040931
公開番号(公開出願番号):特開平9-230786
出願日: 1996年02月28日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】データの圧縮・暗号化において、処理時間の増加を伴わずに最新の暗号解読手法(差分解読および線形解読)に耐える暗号強度を達成する。【解決手段】差分及び線形解読では、同じ鍵に対する平文と暗号の対を複数収集し、統計処理により鍵を推定する。そこで、入出力処理(102)が平文データ(111)を入力すると、乱数を発生し(104)、その乱数に基づいてデータ毎に異なる鍵を生成し(105)、これを実行鍵(115)とする。また、暗号化の中間結果すなわち前段暗号化(108)の結果をフィードバックして実行鍵(115)を頻繁に変更する。以上により、差分及び線形解読を防止できる。また、実行鍵に基づいて、圧縮(107)における平文と圧縮文の対応関係(114)を変更する(106)ことにより、圧縮を暗号機能を持たせる。その結果、暗号強度をさらに向上することができる。
請求項(抜粋):
データを入力または受信するステップと、そのデータを暗号化するステップを有する情報処理システムにおいて、データのある部分の暗号化のパラメータとして、データの他の部分の暗号化の中間結果あるいはこの中間結果に依存して算出した値を用いることを特徴とするデータの暗号化方法。
IPC (4件):
G09C 1/00 610 ,  G09C 1/00 630 ,  H03M 7/30 ,  H04L 9/16
FI (4件):
G09C 1/00 610 A ,  G09C 1/00 630 Z ,  H03M 7/30 Z ,  H04L 9/00 643
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 暗号化装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-050276   出願人:日本電気株式会社
  • データ攪乱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-145964   出願人:松下電器産業株式会社
  • 特開昭52-130504

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