特許
J-GLOBAL ID:200903034418406574
硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を有する表面被覆超硬合金製切削工具
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-047647
公開番号(公開出願番号):特開平10-244405
出願日: 1997年03月03日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を有する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 超硬合金基体の表面に、縦長成長結晶組織を有するTiCN層と、いずれも粒状結晶組織を有するTiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層からなるTi化合物層のうちの1種または2種以上と、さらに同じく粒状結晶組織を有するAl2 O3 層とで構成された硬質被覆層を10〜30μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、前記硬質被覆層を構成する縦長成長結晶組織を有するTiCN層の上面および/または下面に隣接して、同じく縦長成長結晶組織を有する(Ti,M)CN層(ただし、Mは、Cr、W、およびMoのうちの1種または2種以上を示し、Tiとの合量に占める割合で0.5〜10原子%を含有する)を1〜10μmの平均層厚で介在させる。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、縦長成長結晶組織を有するTiの炭窒化物層と、いずれも粒状結晶組織を有するTiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、窒酸化物層、および炭窒酸化物層からなるTi化合物層のうちの1種または2種以上と、さらに同じく粒状結晶組織を有する酸化アルミニウム層とで構成された硬質被覆層を10〜30μmの平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる表面被覆超硬合金製切削工具において、上記硬質被覆層を構成する縦長成長結晶組織を有するTiの炭窒化物層の上面および/または下面に隣接して、同じく縦長成長結晶組織を有するTiとMの複合炭窒化物層(ただし、Mは、Cr、W、およびMoのうちの1種または2種以上を示し、Tiとの合量に占める割合で0.5〜10原子%を含有する)を1〜10μmの平均層厚で介在させたことを特徴とする硬質被覆層がすぐれた耐摩耗性を有する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14
, B23P 15/28
, C23C 14/06
, C23C 16/30
FI (4件):
B23B 27/14 A
, B23P 15/28 A
, C23C 14/06 H
, C23C 16/30
引用特許:
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