特許
J-GLOBAL ID:200903034509805773

リング状の固定子コイルを有する誘導電動機

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-385925
公開番号(公開出願番号):特開2005-124378
出願日: 2003年10月12日
公開日(公表日): 2005年05月12日
要約:
【課題】 コイルエンドが存在しない巻線方式と固定子及び回転子構造により、ローコストで小形・軽量・高効率な誘導電動機を得ることを目的とする。【解決手段】 単相誘導電動機においては、固定子の軸方向に分割してリング状に2種類のコイルを巻装し、各コイルのリングの中心と回転軸の中心が概ね一致するように配置して、各コイルの外周側及び軸方向両端側に夫々磁気回路を構成する固定子鉄心を設け、この内周側に、磁極片を備えた磁極歯部を、各コイルを挟んで回転軸の周方向に電気角でπ(rad)ずれた位置に交互に形成し、更に極間に非磁性部材を配置し、各コイルの磁極歯部を回転軸の周方向に電気角でπ/2(rad)ずらして軸方向に重ね合わせたように構成する。三相誘導電動機においては、コイルを3種類として、各コイルの磁極歯部を互いに電気角で2π/3(rad)ずらして構成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回転子の外側に、所定のエヤーギャップを介して対向する磁極歯部を備えた固定子を配置したインナーロータ形の誘導電動機において、前記固定子に、軸方向に分割してリング状に複数のコイルを巻装し、前記各コイルのリングの中心と回転軸の中心が概ね一致するように配置して、前記各コイルの外周側と軸方向両端側に夫々磁気回路を構成する固定子鉄心を設ける。そして、前記固定子鉄心の内周側には、前記磁極歯部が当該コイルを挟んで回転軸の周方向に電気角でπ(rad)ずれた位置に交互に形成されており、更に前記各磁極歯部には磁極片を備え、前記磁極片と前記磁極歯部で形成される極間には非磁性部材を配置し、前記各コイルの前記磁極歯部を回転軸の周方向に所定の角度ずらして、軸方向に重ね合わせたように構成されていることを特徴とする誘導電動機。
IPC (6件):
H02K17/08 ,  H02K1/02 ,  H02K1/14 ,  H02K1/22 ,  H02K17/12 ,  H02K17/16
FI (7件):
H02K17/08 G ,  H02K17/08 A ,  H02K1/02 A ,  H02K1/14 Z ,  H02K1/22 Z ,  H02K17/12 A ,  H02K17/16 A
Fターム (9件):
5H002AA02 ,  5H002AA03 ,  5H002AA04 ,  5H002AE06 ,  5H002AE07 ,  5H013DD01 ,  5H013FF01 ,  5H013NN01 ,  5H013NN05
引用特許:
審査官引用 (7件)
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