特許
J-GLOBAL ID:200903034532674406

エンジンの蒸発燃料処理装置におけるリーク診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-289620
公開番号(公開出願番号):特開平7-139439
出願日: 1993年11月18日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】蒸発燃料処理装置におけるリーク診断を、蒸発燃料供給系の圧力に基づいて高精度に行なわせる。【構成】燃料タンク内の燃料温度が所定温度未満であること、燃料温度が上昇変化していないこと、低地走行状態であること、大気圧変化がないこと、燃料タンク内の燃料残量が所定範囲内であること、車両の急加減速運転状態でないことを、リーク診断条件として判別させる(S1〜S6)。そして、上記診断条件が成立している場合には、蒸発燃料供給系にエンジンの吸入負圧を閉じ込め(S8)、その後にエンジン吸入負圧の導入を遮断して(S9)、蒸発燃料供給系内における圧力上昇ΔPを検知させる(S10)。前記圧力上昇ΔPが所定値以上であれば、リーク発生を判定する(S12)。
請求項(抜粋):
燃料タンク内の蒸発燃料を吸着捕集する吸着手段を備え、該吸着手段に吸着捕集された蒸発燃料をエンジンの吸入負圧によって新気と共にエンジンの吸気系に脱離吸引させて処理するよう構成されたエンジンの蒸発燃料処理装置において、前記吸着手段に対するエンジン吸入負圧の導入・遮断を切り換え制御する負圧導入切り換え手段と、前記吸着手段に対する新気の遮断・導入を切り換え制御する新気導入切り換え手段と、前記燃料タンクから前記吸着手段を介してエンジン吸気系に至る蒸発燃料供給系の圧力を検出する圧力検出手段と、前記新気導入切り換え手段により新気導入が遮断された状態の前記吸着手段に対して前記負圧導入切り換え手段により吸入負圧の導入・遮断を選択的に行なわせ、このときの前記圧力検出手段による検出圧力に基づいて前記蒸発燃料供給系におけるリーク状態を診断する診断手段と、前記燃料タンク内の燃料温度,前記燃料タンク内の燃料量,大気圧,前記燃料タンクに加わる加速度のうちの少なくとも1つを検出する診断条件検出手段と、該診断条件検出手段による検出結果が所定の診断許可条件に対応するときにのみ前記診断手段によるリーク状態の診断を許可する診断条件判定手段と、を含んで構成されたことを特徴とするエンジンの蒸発燃料処理装置におけるリーク診断装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 ,  F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08
引用特許:
審査官引用 (2件)

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