特許
J-GLOBAL ID:200903034602151066
遊星歯車装置および自動変速機
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
有我 軍一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-355620
公開番号(公開出願番号):特開2008-164099
出願日: 2006年12月28日
公開日(公表日): 2008年07月17日
要約:
【課題】プラネタリキャリアの回転が停止し、プラネタリシャフトが回転する状態において、回転中心軸からプラネタリギアとサンギアの噛合部およびプラネタリギアとリングギアの噛合部まで潤滑油を確実に導入するようにして、高い潤滑性能を得ることができ、プラネタリギア、サンギアおよびリングギアが磨耗するのを防止することができる遊星歯車装置を提供すること。【解決手段】プラネタリギアPG2を回転自在に支持するプラネタリシャフト34を、外周部にニードルベアリング35が取付けられた軸受部38と、外周部が多角形に形成された多角形部39とから構成することにより、多角形部39の外周部とプラネタリギアPG2の内周部に画成される空間をプラネタリシャフト34の周方向を沿って複数の空間40に区画し、軸方向油路34aに連通する放射方向油路34bを多角形部39に形成するとともに、プラネタリギアPG2に形成された放射方向油路37の入口を多角形部39に対向するように開口する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
回転中心軸回りに回転するサンギアと前記サンギアの放射方向外方に設けられたリングギアとの間に介装され、前記サンギアおよび前記リングギアに噛合する少なくとも1つ以上のプラネタリギアと、
前記回転中心軸の延在方向と略平行に延在するとともに、前記プラネタリギアを軸受部材を介して回転自在に支持する少なくとも1つ以上のプラネタリシャフトを有し、前記回転中心軸回りに回転するプラネタリキャリアとを備え、
前記プラネタリシャフトが、軸方向に沿って延在し、前記回転中心軸から潤滑油が導入される第1の導入路および前記第1の導入路から前記プラネタリシャフトの放射外方に延在し、前記第1の導入路から導入された潤滑油を前記プラネタリシャフトの外周部と前記プラネタリギアの内周部の間に画成された空間に導入する第2の導入路を有し、
前記プラネタリギアが、放射方向に沿って設けられ、前記プラネタリシャフトの外周部と前記プラネタリギアの内周部の間に画成された空間に導入された潤滑油を前記プラネタリギアと前記サンギアの噛合部および前記プラネタリギアと前記リングギアの噛合部に供給する第3の導入路を有し、
前記プラネタリシャフトを、外周部に前記軸受部材が取付けられた軸受部と、外周部が多角形に形成された多角形部とから構成することにより、前記多角形部の外周部と前記プラネタリギアの内周部の間を前記プラネタリシャフトの周方向を沿って複数の空間に区画し、
前記第2導入路を前記多角形部に形成するとともに、前記第3導入路の入口を前記多角形部に対向するように開口したことを特徴とする遊星歯車装置。
IPC (3件):
F16H 57/04
, F16H 57/08
, F16H 3/66
FI (3件):
F16H57/04 D
, F16H57/08
, F16H3/66 B
Fターム (25件):
3J028EA11
, 3J028EA12
, 3J028EA13
, 3J028EB08
, 3J028EB13
, 3J028EB31
, 3J028EB33
, 3J028EB37
, 3J028FB03
, 3J028FC13
, 3J028FC16
, 3J028FC25
, 3J028FD08
, 3J028GA02
, 3J063AA01
, 3J063AA02
, 3J063AB12
, 3J063AC03
, 3J063BA11
, 3J063CB17
, 3J063XD42
, 3J063XD43
, 3J063XD72
, 3J063XD73
, 3J063XE15
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
遊星歯車装置の潤滑構造
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-058894
出願人:トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (1件)
-
動力伝達装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-270211
出願人:光洋精工株式会社
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