特許
J-GLOBAL ID:200903034624819311

架橋性官能基を有するポリオルガノシロキサンの重合用及び/又は架橋用開始剤、相当する組成物及びそれらの使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-533892
公開番号(公開出願番号):特表2003-515617
出願日: 2000年10月06日
公開日(公表日): 2003年05月07日
要約:
【要約】本発明は、式(I):(A)xB(R’)y[式中、記号R’は同種又は異種であり、そして少なくとも1個の電子吸引元素によって置換されるC1〜C12アルキル又はアルケニル基、C1〜C12アルコキシ基、フェニル基、少なくとも1個の電子吸引元素特にハロゲン原子(特に弗素)又は電子吸引基特にCF3,NO2,CN基によって随意に置換されるビフェニル、ナフチルの如き少なくとも2個の芳香族環を含有するアリール基、及び-C2H4-Si(Q)3基(ここで、記号Qは同種又は異種であって、C1〜C10アルキル若しくはアルコキシ基又は10個以下の珪素原子を有するシロキサンオリゴマーを表わす)を表わす]の硼素誘導体からなる、有機官能基を有するポリオルガノシロキサンタイプの単量体、オリゴマー及び/又は重合体の重合用及び/又は架橋用熱活性化開始剤に関する。また、本発明は、相当する架橋性組成物及びその使用にも関する。
請求項(抜粋):
式(I): (A)xB(R’)y (I)[式中、 ・記号R’は同種又は異種であり、そして -少なくとも1個の電子吸引元素特にハロゲン原子又は電子吸引基によって随意に置換される線状又は分岐状C1〜C12好ましくはC1〜C8アルキル又はアルケニル基、 -少なくとも1個の電子吸引元素特にハロゲン原子又は電子吸引基によって随意に置換される線状又は分岐状C1〜C12好ましくはC1〜C8アルコキシ基、 -少なくとも1個の電子吸引元素特にハロゲン原子又は電子吸引基によって置換されるフェニル基、 -少なくとも1個の電子吸引元素特にハロゲン原子又は電子吸引基によって随意に置換されるビフェニル、ナフチルの如き少なくとも2個の芳香族環を含有するアリール基、 -必要に応じて式B(R’)2(ここで、R’は先に規定した如くである)の基によって置換される-C2H4-Si(Q)3基(ここで、記号Qは同種又は異種であって、C1〜C10アルキル若しくはアルコキシ基又は10個以下の珪素原子を有するシロキサンオリゴマーを表わす)、又は -2個のR’基は、それらが結合される硼素原子と共に、5又は10個の原子を含有する環を形成するように互いに結合されることができ、ここで、該環は飽和、不飽和、架橋又は芳香族であってよく、そして酸素、窒素及び硼素原子から選択される1個又はそれ以上のヘテロ原子を含むことができ、しかも該環中に存在する硼素原子それ自体は一般式IにおいてA又はR’について規定した如き基によって置換されることができること、を表わし、 ・記号Aは互いに独立し、そして -水素原子、 -ハロゲン原子、又は -ヒドロキシル基、を表わし、 ・xは0又は1若しくは2の整数を表わし、そしてyは1、2又は3の整数を表わし、ここでx+yの合計は3である]の硼素誘導体及びその溶媒和形態のものからなる、有機官能基を有するポリオルガノシロキサンタイプの単量体、オリゴマー及び/又は重合体の重合用及び/又は架橋用熱活性化開始剤。
IPC (2件):
C08G 77/44 ,  A61K 6/093
FI (2件):
C08G 77/44 ,  A61K 6/093
Fターム (18件):
4C089AA02 ,  4C089AA06 ,  4C089BC13 ,  4C089BE11 ,  4C089CA10 ,  4J035BA02 ,  4J035CA03U ,  4J035CA11U ,  4J035CA13U ,  4J035GA01 ,  4J035GB03 ,  4J035GB08 ,  4J035GB09 ,  4J035LA05 ,  4J035LB01 ,  4J035LB02 ,  4J035LB14 ,  4J035LB20
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る