特許
J-GLOBAL ID:200903034640284258

プラスチック成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 明近 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-055852
公開番号(公開出願番号):特開平9-239796
出願日: 1996年03月13日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 結晶性樹脂を用いて高精度な成形品を得る。【解決手段】 結晶性の熱可塑性樹脂(図においてはポリプロピレン)を、荷重たわみ温度(HDT)60°Cで金型キャビティ内の樹脂内圧が大気圧となるように定められた重量で略最終形状に成形する。この成形母材を、転写面を有する金型キャビティ内に挿入して(A点)熱変形温度以上、溶融温度Tm(o)以下の温度160°C(B点)まで加熱して熱膨張させる。この熱膨張による樹脂内圧により、金型のキャビティ内の樹脂に転写面を転写する。その後、(B→C)の経路を通り、HDT(60°C)以下の温度まで徐冷し、略大気圧に近い状態で成形品を取り出す。
請求項(抜粋):
結晶性の熱可塑性樹脂からなる一定重量で略最終形状の結晶化した成形母材を成形し、該成形母材を少くとも一つの転写面を有する金型キャビティに挿入後型締めし、該成形母材を構成する前記熱可塑性樹脂の荷重たわみ温度以上で溶融温度未満の温度まで加熱し、前記金型キャビティ容積一定の条件下で、該熱可塑性樹脂の熱膨張と結晶化度低下による膨張によって前記転写面の法線方向に発生する樹脂内圧を利用し転写面に密着させた後、冷却して該熱塑性樹脂の荷重たわみ温度以下の温度で該成形母材を金型キャビティから取り出し、前記転写面を有する成形品を得ることを特徴とするプラスチック成形品の製造方法。
IPC (3件):
B29C 45/56 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76
FI (3件):
B29C 45/56 ,  B29C 45/73 ,  B29C 45/76
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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