特許
J-GLOBAL ID:200903034768497661

高疲労強度歯車の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-010576
公開番号(公開出願番号):特開平11-207522
出願日: 1998年01月22日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】従来より高疲労強度を有し、かつ良好な歯面粗さを有する高速車両用軽量歯車の製造方法の提供。【解決手段】(1)歯切りにより歯面の歯厚を歯面の歯厚よりも厚くし、高周波焼入れ等を実施した後、2段階以上のショットピーニングをし、次いで上記歯厚の差を消失させることなく歯面のみを研削することにより、歯面の面粗さは小さく、かつ歯元に圧縮残留応力を残す高疲労強度歯車の製造方法。(2)歯切により歯面の最大歯厚を歯元の最小歯厚より0.3〜1.1mm大きくし、アークハイト:0.6〜0.8mmA、投射速度:70〜99m/s、ショット粒径:0.7〜1mmで1段目ショットを、 アークハイト:0.15〜0.35mmA、ショット粒径:0.1〜0.3mmで2段目ショットを行い、歯面研削で研削代を0.1〜0.3mmとし最大歯厚を歯元の最小歯厚より0.1〜0.5mm大きくし、歯面の面粗さを7S以下とする(1)の製造方法。
請求項(抜粋):
歯切り、表面焼入れ、ショットピーニングおよび歯面研削による歯車の製造方法であって、歯切りにより歯面の歯厚を歯元の歯厚よりも厚く加工し、高周波焼入れまたは浸炭焼入れを実施した後、2段階以上のショットピーニングをし、次いで前記の歯元と歯面の歯厚の差を消失させることなく歯面のみを研削することにより、歯面の面粗さは小さく、かつ歯元に上記ショットピーニングで導入された圧縮残留応力を残すことを特徴とする高疲労強度歯車の製造方法。
IPC (4件):
B23F 19/00 ,  B24C 1/10 ,  C21D 7/06 ,  F16H 55/17
FI (4件):
B23F 19/00 ,  B24C 1/10 D ,  C21D 7/06 A ,  F16H 55/17 Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
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