特許
J-GLOBAL ID:200903034814697964

重質軽油から高品質留出油を生産するための新しい水素化分解法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  安藤 克則
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-312142
公開番号(公開出願番号):特開2008-121019
出願日: 2007年12月03日
公開日(公表日): 2008年05月29日
要約:
【課題】減圧軽油沸騰内で沸騰する材料を高品質の中間留分及び/又はナフサ及びより軽質の生成物に変換するための方法、より詳しくは、単一水素ループを使用した多段方法を提供する。【解決手段】少なくとも2つの段を有する統合水素化変換方法であって、各段は少なくとも1つの反応域を有し、第1段水素化分解反応域と第2段水素化精製反応域から構成される。第1実施形態は、第1及び第2段の間にある高温ストリッパ及び分離機を対象とし、第2の実施形態は、水素化分解域及び水素化精製域の間の温度制御を対象とする。すべての実施形態で、単一水素ループを使用する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
少なくとも2つの段を有する統合水素化変換方法であって、各段は少なくとも1つの反応域を有し: (a)第1精油装置流れを第1の水素に富むガス流れと一緒にして、第1の原料油を形成すること、 (b)前記第1の原料油を、沸騰範囲の変換をもたらすのに十分な条件に維持されている第1段の反応域へ送って、正常な液相成分及び正常な気相成分を含む第1反応域の流出液を形成すること、 (c)ステップ(b)の第1反応域流出液を1台の熱交換機又は一連の熱交換機へ送り、そこで第2の精油装置流れと熱交換すること、 (d)ステップ(b)の第1反応域流出液をステップ(c)の第2の精油装置流れと一緒にして第2の原料油を形成すること、 (e)ステップ(d)の前記第2原料油を、第2精油装置流れ中の芳香族化合物の少なくとも一部を変換するのに十分な条件に維持されている第2段の反応域へ送って、第2反応域流出液を形成すること、 (f)ステップ(e)の第2反応域流出液を、生成物を含む流れと第2の水素に富むガス流れとに分離すること、 (g)ステップ(f)の第2の水素に富むガス流れの少なくとも一部を、第1段の反応域へ再循環させること、及び (h)ステップ(f)の生成物を含む液体流れを分留塔へ送り、生成物の流れが、上部から除去されるガス又はナフサの流れ、1つ又は複数の中間留分流れ、並びにさらに処理するのに適したボトム流れを含むこと を含む方法。
IPC (4件):
C10G 65/12 ,  C10G 47/00 ,  C10G 45/02 ,  C10G 45/44
FI (4件):
C10G65/12 ,  C10G47/00 ,  C10G45/02 ,  C10G45/44
Fターム (4件):
4H029DA01 ,  4H029DA09 ,  4H029DA10 ,  4H029DA12
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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