特許
J-GLOBAL ID:200903034929615449

液封入式防振装置およびその組立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-197467
公開番号(公開出願番号):特開平10-038015
出願日: 1996年07月26日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 位置合せを要する部材をできるだけ少なくし、これを空気中で仮組立てできるようにして、液中の組み立て構成を簡素化し、組立て工程の手数およびコスト低減を図ることができる液封入式防振装置を提供する。【解決手段】 ダイヤフラム4を補強用の中間筒51を有する筒状ゴム部5と一体形成し、筒状ゴム部5の内周に仕切部材6を嵌着してダイヤフラム4と仕切部材6の間を空気室7とし、筒状ゴム部5を本体金具1の筒状胴部11に嵌合して、ダイヤフラム4と本体金具1の底部12の間を液室8aとし、筒状ゴム部5の開口に防振基体3の外周部を嵌合して防振基体3の下端を仕切部材6の周縁部に押接させ、仕切部材6と防振基体3との間を液室8bとし、筒状ゴム部5の外周部に、液室8bに通ずる貫通孔53から始まりダイヤフラム4外側の液室8aに連通するオリフィス通路10を設け、仕切部材6の周縁部に前記貫通孔53と位置合せした連通用凹部64を設ける。
請求項(抜粋):
筒状胴部を有する椀状の本体金具とこれに対向する取付金具との間にゴム弾性体よりなる防振基体を介在させ、本体金具の内部に防振基体と対向するゴム膜よりなるダイヤフラムおよび仕切部材を配して、オリフィスにより連通する2つの液室と空気室とを設けてなる液封入式防振装置であって、ダイヤフラムを内部に補強用の中間筒を有する筒状ゴム部と一体形成し、該筒状ゴム部の内周に仕切部材を嵌着してダイヤフラムと仕切部材の間を空気室として形成し、この筒状ゴム部をダイヤフラムの側から本体金具の筒状胴部に嵌合し、ダイヤフラムと本体金具の底部の間を液室として形成するとともに、前記筒状ゴム部の開口側に防振基体の外周部を嵌合して防振基体の下端を仕切部材の周縁部に押接させ、仕切部材と防振基体との間を液室として形成し、さらに前記筒状ゴム部の外周部に、防振基体側の液室に通ずる貫通孔から始まってダイヤフラム外側の液室に連通するオリフィス通路を設けるとともに、仕切部材の周縁部に前記貫通孔と位置合せした連通用凹部を設けてなることを特徴とする液封入式防振装置。
IPC (3件):
F16F 13/18 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/06
FI (3件):
F16F 13/00 620 L ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 620 U
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 液体封入式防振マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-315332   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 液封入式防振マウント
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-168886   出願人:東洋ゴム工業株式会社
  • 特開平4-046233
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