特許
J-GLOBAL ID:200903034948339037

電池セパレータとその製造方法および電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-227216
公開番号(公開出願番号):特開平11-149911
出願日: 1998年08月11日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】不織布強力及び通気性を確保しつつ、不織布表面に-CHO又は-C+H-O-と、-CO-及び-COO-又は-COO-を形成することにより、保液性、初期吸液性及び耐久吸液性を示し、電池に組み込んだ際に、電解液との濡れ性に優れており、電池寿命を向上できる電池セパレータとその製法および電池を提供する。【解決手段】繊維断面にポリオレフィン重合体(1:A成分)とエチレンビニルアルコール共重合体(2:B成分)とが交互に隣接して配置されてなる分割型複合短繊維15-75wt%と、熱接着性短繊維20-60wt%と、分割型複合繊維の分割により形成される極細繊維の繊度よりも大きく、熱接着性繊維の繊度と同じまたは小さい合成繊維0-50wt%とを混合して湿式抄紙し、次いで湿式不織布に高圧水流処理を施して上記分割型複合繊維を分割させて極細繊維を形成させるとともに繊維間を交絡させ、次いで不織布の両面にコロナ放電処理を施し、熱カレンダー処理する。
請求項(抜粋):
繊維断面においてポリオレフィン重合体(A成分)と酸素元素を含むポリオレフィン重合体(B成分)とが交互に隣接して配置されてなる分割型複合繊維15〜75重量%と、熱接着性繊維20〜60重量%と、前記分割型複合繊維が分割されて形成される極細繊維の繊度よりも大きい繊度の合成繊維0〜50重量%から少なくとも構成される短繊維が混合されてなり、前記分割型複合繊維が分割されて極細繊維が形成され、かつ繊維間が交絡し、繊維の一部が相互に接着し、前記不織布の表面に存在する繊維には官能基が存在し、全炭素元素に対する官能基又は結合の割合がそれぞれ下記の範囲であることを特徴とする電池セパレータ。(1)アルデヒド基(-CHO)又はアルデヒド結合(-C+H-O-):10〜40%(2)カルボニル基又はカルボニル結合(-CO-):3〜30%(3)カルボキシル基(-COO-)又はエステル結合(-COO-):0〜15%(4)残りの炭素元素:15〜87%
IPC (5件):
H01M 2/16 ,  D04H 1/48 ,  D06M 10/02 ,  D21H 27/12 ,  H01M 10/24
FI (6件):
H01M 2/16 P ,  H01M 2/16 L ,  D04H 1/48 B ,  D06M 10/02 D ,  D21H 27/12 ,  H01M 10/24
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る