特許
J-GLOBAL ID:200903035069033788
人工栽培アンニンコウ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
鈴木 定子
, 岡田 希子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-059499
公開番号(公開出願番号):特開2007-020560
出願日: 2006年03月06日
公開日(公表日): 2007年02月01日
要約:
【課題】南米チリやアルゼンチンに自生し、特有の芳香を有し、局地的に賞味されているアンニンコウを、人工的に栽培して食材として大量に供給する。【解決手段】培地にアンニンコウの種菌を接種し、培養して菌糸体を生育させる第1工程、菌糸体のベンズアルデヒドの含有量が急に減少した段階で、光照射及び/又は低温刺激を与えて原基を形成させる第2工程、原基を培養してアンニンコウの子実体を形成させる第3工程、好ましくは、培養環境の炭酸ガス濃度及び湿度を上昇させた状態で20〜50時間培養を継続する第4工程を経て人工栽培した配列表1に記載するITS-1と配列表2に記載するITS-2を有する、配列表3に記載するITS-1と配列表4に記載するITS-2を有する、配列表5に記載するITS-1と配列表6に記載するITS-2を有するか、或いはベンズアルデヒドを主成分とする芳香を発するアンニンコウ。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
下記、第1工程、第2工程及び第3工程を経ることを特徴とするアンニンコウの人工栽培方法。
第1工程:培地にアンニンコウの種菌を接種し、培養して菌糸体を生育させる工程。
第2工程:第1工程の培養中に菌糸体が培地に蔓延した後、培地表面の菌糸体のベンズアルデヒドの含有量が急に減少した段階で、光照射、低温刺激又は光照射と低温刺激の両者を与えて原基を形成させる工程。
第3工程:第2工程で形成させた原基を更に培養してアンニンコウの子実体を形成させる工程。
IPC (2件):
FI (3件):
A01G1/04 104A
, C12N1/14 G
, C12N1/14 F
Fターム (16件):
2B011AA07
, 2B011BA06
, 2B011BA13
, 2B011CA16
, 2B011GA03
, 2B011GA07
, 2B011GA08
, 4B065AA71X
, 4B065AC20
, 4B065BC32
, 4B065BC34
, 4B065BC42
, 4B065BC48
, 4B065BC50
, 4B065CA41
, 4B065CA44
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (3件)
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Optimizing Grifola sordulenta and Grifola gargal growth in agar and liquid nutrient media.
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Economic Botany, 1999, Vol.53, No.2, p.177-187
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チリ産食用担子菌Grifola gargalの臭気成分
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