特許
J-GLOBAL ID:200903035351549274

FRP成形体の成形方法及びFRP製品並びに角落しを含む水路・河川・湖沼・海岸用FRP製品またはそのFRP製部品、並びにFRP製歩道橋またはそのFRP製部品、及び管理橋または歩道橋のFRP製踏み板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-337302
公開番号(公開出願番号):特開2006-192886
出願日: 2005年11月22日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】ハンドレイアップ法において、成形圧力・成形温度を高めるとともに成形速度を速めることで、FRP成形体強度の向上と成形時間の短縮を図ること。【解決手段】型を準備して(S1〜S4)ハンドレイアップ法の工程を実施する。ガラスクロスを型内に敷いて(S5)不飽和ポリエステル樹脂・硬化剤・硬化促進剤を流し込み、作業者が塗布ロールで表面をならし(S6)、ガラスマットを積層体の上に敷いて(S7)不飽和ポリエステル樹脂及び硬化促進剤を流し込み、作業者が塗布ロールで表面をならす積層を約5分で行い(S8)、積層体が所定の厚さになるまで繰り返し約1時間で完了する。積層体の上に電気ヒータを備えたプレス機を置いて、約140°Cに加熱しながらプレス機によって約0.7kgf/cm2で加圧する(S9)。積層体の内部の空気が押し出されて密な構造となり、高温で加熱されることによってより強度の高いFRP成形体となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ハンドレイアップ法によるFRP成形体の成形方法であって、 型を組み立てる工程と、 前記型の内面に離型剤を塗布する工程と、 前記型の内面の離型剤の上からゲルコートを塗布する工程と、 前記型の下に設けられた加熱手段によって前記ゲルコートを加熱して硬化させる工程と、 前記ゲルコートの上に、繊維ロービングクロス及び/または繊維チョップドストランドマット及び/または繊維ロービングを積層する手順と、硬化剤及び硬化促進剤入りの熱硬化性樹脂を前記繊維ロービングクロス及び/または繊維チョップドストランドマット及び/または繊維ロービングの上から塗布ロールによって塗布する手順とを成形体が所定の高さになるまで繰り返す工程と、 前記成形体の上面に第2の加熱手段を有する加圧手段を設置して、約0.01kgf/cm2 〜約1.6kgf/cm2 の範囲の圧力を掛けて所定の厚さにするとともに前記成形体中の空気を抜きつつ、前記成形体を前記加熱手段と前記第2の加熱手段によって常温〜約140°Cの範囲の温度で加熱する工程と、 前記成形体が冷却した後、前記型から離型する工程と を具備し、 前記繊維ロービングクロス及び/または繊維チョップドストランドマット及び/または繊維ロービングを積層する手順と、硬化剤及び硬化促進剤入りの熱硬化性樹脂を前記繊維ロービングクロス及び/または繊維チョップドストランドマット及び/または繊維ロービングの上から塗布ロールによって塗布する手順とを成形体が所定の高さになるまで繰り返す工程は、1回の繰返しを約1分〜約30分の間に行い、工程全体を約10分〜約5時間の間に行うことを特徴とするFRP成形体の成形方法。
IPC (2件):
B29C 70/30 ,  E02B 7/20
FI (2件):
B29C67/14 E ,  E02B7/20 Z
Fターム (28件):
4F205AA41 ,  4F205AB03 ,  4F205AC05 ,  4F205AD16 ,  4F205AH43 ,  4F205AH45 ,  4F205AM28 ,  4F205AR02 ,  4F205AR11 ,  4F205HA03 ,  4F205HA04 ,  4F205HA08 ,  4F205HA22 ,  4F205HA33 ,  4F205HA37 ,  4F205HB01 ,  4F205HC05 ,  4F205HC06 ,  4F205HC14 ,  4F205HC16 ,  4F205HC17 ,  4F205HC20 ,  4F205HK04 ,  4F205HK05 ,  4F205HK24 ,  4F205HM06 ,  4F205HM16 ,  4F205HT04
引用特許:
出願人引用 (3件)

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