特許
J-GLOBAL ID:200903035388884464

車両のスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-346555
公開番号(公開出願番号):特開平11-170993
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】車輪速センサ6,6,...からの出力信号に基づいてABS制御及びTCS制御を行う第1のCPU5aと、ステアリング舵角θH や横加速度Gy 等の旋回状態量を検出する各センサからの出力信号に基づいて主に車両の各車輪21FR,21FL,...への制動力の分配付与により車両の挙動を制御するSCS制御を行う第2のCPU5bとを備えた車両のスリップ制御装置において、各センサの故障判定が終了するまでの間の誤ったSCS制御を防止する。【解決手段】センサ故障を判定する故障判定部5cと、旋回状態量を車輪速v1,v2 ,...に基づいて推定演算する推定演算部5dとを設け、全てのセンサの故障判定が終了するまで、推定演算部5dによる推定演算値に基づいてSCS制御を実行する。制御補正部5eによりABS制御やTCS制御の制御感度を増大させるようにしてもよい。
請求項(抜粋):
車両の旋回走行状態に対応する旋回状態量を含む複数の走行状態量を検出し、その検出値に基づいて、車両の走行状態量が目標走行状態量に収束するように車両の挙動を制御する挙動制御手段を備えた車両のスリップ制御装置において、上記複数の走行状態量のうちの旋回状態量を検出する旋回状態量検出手段と、車両が所定の旋回走行状態になったとき、上記旋回状態量検出手段の正常或いは故障を判定する故障判定手段と、上記故障判定手段による故障判定が終了していない旋回状態量検出手段に対応する旋回状態量を、該旋回状態量以外の走行状態量の検出値に基づいて推定する推定手段とを備え、上記姿勢制御手段は、上記故障判定手段による旋回状態量検出手段の故障判定が終了するまで、上記推定手段により推定された旋回状態量の推定値に基づいて車両の挙動制御を実行するように構成されていることを特徴とする車両のスリップ制御装置。
IPC (2件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58
FI (3件):
B60T 8/24 ,  B60T 8/58 Z ,  B60T 8/58 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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