文書画像認識装置および文書画像認識プログラムの記憶媒体

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：小笠原吉義 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-146926
公開番号（公開出願番号）：特開平11-219407
出願日： 1998年05月28日
公開日（公表日）： 1999年08月10日
要約：

【要約】【課題】文書画像の傾き検出および行と段の抽出機能を持つ文書画像認識装置に関し,横行と縦行が混在する文書画像の傾き検出および行・段の抽出を高速かつ高精度に行うことができるようにすることを目的とする。【解決手段】文書画像傾き検出部1は,文書画像を参照して文字を構成する成分の集合を抽出し,これをもとに横および縦の行候補を抽出し,それらの各々の行候補に対して信頼度を推定し,推定した行信頼度に基づいて確度の高い行の集合を抽出する。その結果をもとに確度の高い行の集合の文字成分の配置を用いて傾きを推定する。レイアウト解析部5は,文書画像を構成する基礎要素の集合から行方向の確定した行集合を抽出し,行同士の関連付けによる段抽出と段を制約とした行抽出とを相互に実行して行と段を抽出する。

請求項（抜粋）：

電子化された文書画像の傾きを検出し,その傾きを補正して文書画像を認識する文書画像認識装置において,傾き検出対象の文書画像を参照し,文字を構成する成分の集合を抽出する文字成分抽出手段と,前記抽出した文字成分の集合を参照し,横および縦の行候補を抽出する行候補抽出手段と,各々の行候補に対して信頼度を推定する行信頼度推定手段と,前記推定した行信頼度に基づいて確度の高い行の集合を抽出する行抽出手段と,確度の高い行の集合の文字成分の配置を用いて傾きを推定する傾き推定手段とを備えることを特徴とする文書画像認識装置。

IPC (4件)：

G06K 9/20 340 , G06K 9/20 320 , G06T 7/60 , G06K 9/32

FI (4件)：

G06K 9/20 340 K , G06K 9/20 320 K , G06K 9/32 , G06F 15/70 350 H

引用特許：

審査官引用 (5件)

特開平2-044486
画像傾き検出方法
公報種別：公開公報出願番号：特願平3-329955 出願人：株式会社リコー
画像処理方法および画像処理装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-004489 出願人：セイコーエプソン株式会社

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